ノーローンの返済方法は、手数料がかからないやり方が、少々限られています。
この3通りのやり方だけです。「毎月の銀行引き落とし」については、どのキャッシング業者・ブランドでも当然無料。そう考えると、ノーローンで「無料で返済できる」と強調すべきやり方は「レイクのATM、楽天銀行からの振り込み」の2つだけとなります。
ノーローンの返済方法の手数料で意外なのが「新生銀行でも手数料がかかる」ということ。
というどちらの方法でも、手数料がかかります。「ノーローンは新生銀行グループのはずなのに」と思う人も多いでしょうが、この点はまだ提携していないようです。
もともと、ノーローンは「株式会社シンキ」が運営する、独立した消費者金融でした。今も完全に新生銀行の傘下に入ったわけではなく、ある程度独立した営業を保っているということでしょう。
そのため、銀行との提携では、どちらかというと、新生銀行よりも楽天銀行との結びつきがつよくなっています。
ノーローンの返済が無料でできる、新生銀行カードローン レイクのATM。この営業時間は下のようになっています。
この時間内にレイクのATMに行けば、ノーローンの返済は無料でできます。なお、レイクの自社ATMの営業時間は、店舗によってたまに違うので、もしギリギリの時間で返済に行く場合は、レイクの公式サイトで確認してください。
楽天銀行の口座を持っていれば、ノーローンの返済はいつでも無料でできます。また、借り入れも無料です。特にひんぱんに借入・返済する人の場合、ノーローンを申し込んだ後でもいいので、楽天銀行の口座を開設しておくといいでしょう。
キャッシングの返済・借入にかかる手数料というのは、意外と大きいです。ノーローンの場合、1回当たり100円~200円(税別)がかかりますが、たとえば200円で月2回、100円で月2回利用したとすると、月600円、手数料でかかっています。
これを年間で計算すると、実に7200円です。これに消費税8%が入るので、約7800円になります。ただの手数料だけで、これだけかかるのです。
7800円の入った封筒を落としたりしたら、誰でもがっくり来るでしょう。結構数年しても覚えていると思います。しかし、それと同じことを、カードローンの借入・返済の手数料の支払いでは、多くの人がやっているんですね。
意外かも知れませんが、こういう小さな出費に鈍感なのは、お金がある人ではなく、お金がない人なのです。カードローンでお金を借りるタイプの人ほど、こういう日々の小さな出費に無頓着なんですね。
これについては「こういう支出に無頓着だからお金がなくなる」とよく言われますが、逆も言えます。つまり「自分の現実を直視したくないので、自分の支払い全般に無頓着になる」ということです。
実際、お金のない人は大きな支払いに対しても無計画です。大学の奨学金とか住宅ローンもそうですね。もちろん、これらの出費が必要なら、それを借り入れするのはいいことです。しかし「本当に必要か」をよく吟味せず、これらの莫大な借金をしてしまう人は多くいます(大学入学が典型です)。
そもそも、ノーローンでも他の業者でも、お金を借りるということは、自分の収支のバランスに何かしら問題があったということですが、手数料1つとっても、そういう問題の片鱗が見えてくるわけです。そうしたムダを無くすためにも、ノーローンでよく借入・返済する人は、楽天銀行の口座を持っておくと、役立つかも知れません。
レイクの自社ATMは、全国で約800あります。(2015年時点で796)これは自動契約機の数のデータですが、無人契約機がある場所には必ずATMがあるので、これがレイクの専用ATMの数だといえます。
レイクのATMの数は「全国で約96000」というデータもあります。しかしこれは「提携ATM」の数であり、コンビニ・銀行のATMが大量に入っています。レイクの自社ATMではないんですね。
ノーローンの借入・返済が無料になるのは、あくまで「レイクの専用ATM」だけです。コンビニ・銀行のATMでは、ノーローンの利用は手数料がかかるので、この「9万6000」というATMの数は、別物だと考えてください。
(レイクを利用している人だけ、無料になるということです)
以上、ノーローンの返済方法や手数料についてまとめました。プロミス・SMBCモビットなどの最大手と比較すると、少々手数料がかかる部分が多いなど、やや不便な点もありますが、中堅消費者金融と比較すると、かなり便利な方でしょう。
© カードローン攻略編集部 All rights reserved.