三井住友カード ゴールドローンの返済方法は、やや限定されています。
の2通りです。そして「ATMはすべて利用手数料有料」というデメリットがあります。返済方法に関しては、銀行カードローンや消費者金融より不利と言えるでしょう。
(もっとも、それを補って余りある低金利のメリットが、三井住友カード ゴールドローンにはありますが)
銀行カードローンの場合、コンビニ・銀行でのATM返済には手数料がかからないのですが、三井住友カード ゴールドローンはすべてかかります。三井住友銀行のATMですら手数料が必要というのは、少々意外かも知れません。
他の提携銀行ATMでは、下の銀行が使えますが、もちろんこれらも利用手数料が発生します。
…といった提携銀行ATMです。これら以外でも、主だった銀行や信用金庫のATMはすべて使えます。
銀行引き落としは、三井住友カード ゴールドローンも場合も月1回ですが、日にちは2通りから選べます。10日か26日です。どちらでも、給料日に近い方など、自分にとって引き落としのエラーがなさそうな日にしましょう。
口座振替で残高不足などの理由で引き落としに失敗すると、それで返済の遅延・延滞ということになってしまいます。数日だけの軽度の延滞・滞納なので、個人信用情報に登録されたりすることはありません。
しかし、三井住友カード ゴールドローンの社内ブラックのリストには、ある程度記録されます。どのくらいのマイナス評価になるかわかりませんが、少なくとも記録が残ることは間違いありません。
そもそも、銀行口座に残高がない人というのは、生活全般がギリギリの可能性があります。もちろん、引き落とし用のサブの口座なのかも知れませんが、それでもそのように延滞・滞納する人は、今後大きな返済トラブルを起こす危険があるということで、マークされるのです。
そのようなうっかりミスの遅延・延滞が発生しないよう、銀行引き落としの日付は、給料日より後で、できるだけ近い日にしましょう。
キャッシングの返済というのは「臨時収入がある時に、コツコツしていく」というのが一番です。つまり、早期返済を繰り返して借入残高を地道に減らしていくのが正しいやり方なのです。
しかし、三井住友カード ゴールドローンではそれができません。ATMの利用手数料がかかるので、返済の度に100円~200円というお金が飛んでいってしまうからです。
もちろん、数万円程度の高額を返済するのだったら、100~200円くらい飛んでいっても構わないでしょう。しかし、数千円単位で小まめに返済するのであれば、やはり100~200円の手数料は大きいです。
基本的に、多重債務や借入超過に陥らない一番のコツは「とにかく小まめに返済する」ことです。たとえ1000円でもいいので、財布に余裕資金があったら、それを返済に回すということです。
これをすることで、下のような理由から、キャッシングの完済が早くなります。
…という理由です。受験勉強などもそうですが、常に現在地を正確に把握でき、ゴールまでの距離がわかっていると、人はやる気を出せるんですね。もちろん、そのゴールが遠過ぎたらやる気をなくすでしょうが、大抵の人はそこまでひどい借入超過にはなっていないはずです。
(なっていたら、個人再生や任意整理などの債務整理をしましょう)
2つ目の「返済する行動が習慣化する」ですが、これは「人間の行動の9割は習慣によって決まっている」という心理学の法則を活用できます。人間は自分の意思で行動しているように見えますが、実はぜんぜん違うのです。
ある人の行動パターンを分析すれば、必ずその9割が「習慣で支配されている」んですね。「次にその人がどういう行動を取るか」を、モニターで見ている観察者たちは、9割の確率で予測できるのです。
そのくらい習慣というのは強力なものですが、逆に言えば「返済が習慣化したら、ごく自然に完済に向かう」ということなのです。もうその時点で、時期がいつになるかはわからなくても、完済は決まったようなものなんですね。
3つ目のメリットである「利息は利息を呼ぶ」の逆の展開。これは、総額が少なければ発生する利息が少なくなる。だから総額も少なくなる。さらに利息が少なくなる。…という循環です。
世の中のすべてのものは、大体好循環か悪循環をします。そのため、「一度好循環な流れを作る」ことができたら、それだけでどんどん物事は好転していくんですね。
さっき書いた習慣化とも似ていますが、このように、小まめに臨時返済していくことには計り知れないメリットがあるのです。
…という臨時返済がしにくいというのは、三井住友カード ゴールドローンの返済方法に関しての、大きなデメリットです。何にでもやはり一長一短がありますが、三井住友カード ゴールドローンについてはこれが短所・デメリットと言えるでしょう。
以上、三井住友カード ゴールドローンの返済方法についてまとめました。要は、
ということですが、それでも金利が圧倒的に安いので、利用する価値は非常に高いでしょう。
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