専業主婦がキャッシングするなら、
のどちらがいいか。結論は「楽天銀行」です。理由は、
…というものです。以下、詳しく説明します。
この「審査に申し込みやすい」というのは、いわゆる「審査が甘い・緩い」というのとは違います。「提出書類が少ない」ということです。
専業主婦が銀行カードローンで借り入れするとき、普通は下のような書類が必要です。
という書類です。そして、イオン銀行はこのうち「配偶者の同意書」が不要です。この点で、イオン銀行のカードローンBIGも「他の銀行カードローンよりは、専業主婦が審査に申し込みやすい」といえます。
しかし、楽天銀行スーパーローン(カードローン)は、さらにその上なんですね。「住民票もいらない」のです。
という条件なんですね。つまり、楽天銀行スーパーローン(カードローン)の審査は「自分の収入で申し込む時と同じ」なのです。「自分の本人確認資料だけ出せばいい」ということですね。
(つまり、運転免許証・パスポートなどだけ、提出すればいいのです)
「ここまで簡単でいいのか?」と思ってしまうくらいですが、もちろんあくまで「提出書類が少ないだけ」です。審査自体は普通の銀行カードローンと同じく厳しいので、この点は意識してください。
両者の金利を一覧にします。
という風になっています。下限金利・上限金利、どちらで比較しても、イオン銀行の方が大幅に安くなっていますね。
借入限度額は、どちらも同じ「最大800万円」です。というわけで、「イオン銀行の方が、限度額が大きいから下限金利が安い」ということでもありません。「普通に、イオン銀行の方が安いだけ」ということです。
つまり、金利に関しては「実質年率を見る限り」、イオン銀行の方が完全に勝っています。ただ、あくまで「実質年率」の話で、楽天銀行には「初回30日間無利息」という切り札があります。
楽天銀行スーパーローン(カードローン)は、アコム・プロミス・レイクなどと同様「初回30日間無利息」で借りることができます。そうすると、最初の1ヶ月「利息ゼロ」になるので、「イオン銀行より、1ヶ月分リードした状態」から始まるわけです。
(トータルの利子総額の少なさ、でのリードです)
たとえば10万円を1ヶ月借りる場合、毎月の利息は、それぞれ下のようになります。
つまり「イオン銀行が50円安い」わけです。しかし、最初の1ヶ月は楽天銀行スーパーローン(カードローン)の利息は「ゼロ」ですから、この時点で、「楽天銀行が1150円リード」するわけですね。
で、そこから先、イオン銀行が「毎月50円」追い上げていきます。「1150円÷50円=23ヶ月」。つまり「ほぼ2年、楽天銀行の利息総額の方が小さい」わけです。
嘘のようですが、「30日間無利息」というシステムにはそれだけの力があるんですね。銀行カードローン同士で比較した場合「30日間無利息がある方が、圧倒的に低利息」ということです。
「戦術で負けて、戦略で勝つ」ではありませんが、楽天銀行はまさに「金利で負けて、利息で勝つ」と言えるでしょう。
基本情報としての金利ではイオン銀行に負けていても、「利用者が実際に支払う利息」では、楽天銀行の方が安いのです。そして言うまでもなく、大事なのはこの「実際に支払う利子」です。
ということで、「金利面・利息面でも、楽天銀行スーパーローン(カードローン)の方が有利」という結論になります。実際に計算してみないとわからないことですが、実はすべての銀行カードローンの中で「一番低利子で借りられる」のが、楽天銀行なんですね。
最後の比較項目として「借入可能金額」で比べましょう。それも「無収入の専業主婦の場合、いくら借りられるか?」です。
これは、どちらも「最大50万円」なので、互角です。最大というと、実際には借りられないということが多いですが、楽天銀行・イオン銀行の場合は違います。
かなり多くの専業主婦の方が、50万円の限度額をもらえます。絶対ではありませんが、少なくとも「最大30万円」となっている他の銀行カードローンよりは、限度額が大きくなるチャンスが多い…というのは間違いありません。
実際、女性が専業主婦をしているような一般的な家庭なら、50万円くらいは問題なく返済できます。ということで、別にイオン銀行も楽天銀行も、高い限度枠を設けているとはいえないでしょう(過剰貸付ではない、といういい意味です)。
…ということで、
という結果になりました。イオン銀行のカードローンBIGも、銀行カードローンの中で、ソニー銀行と並んで一番の低金利を争う、すばらしいキャッシングサービスです。
しかし、こと専業主婦の借り入れに関して比較すると、楽天銀行の方がおすすめと言うべきでしょう。
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