賢くキャッシングを利用するコツは「無利息期間」を活用すること。一定期間内から、利息がまったくかからないというシステムですね。
大手の消費者金融・銀行カードローンでは、下のような無利子期間があります。
というものです。楽天銀行スーパーローン(カードローン)は2015年の6月に始まったということで、割と新しいサービスです。以下、それぞれ詳しく説明します。
(なお、プロミスで初回30日間無利息で借りるには「メールアドレス・WEB明細利用の登録」が必要なので、この点は注意してください)
「30日間無利息」というと「一日でもオーバーしたら、30日分の利息を全部払わないといけない」と思うかも知れません。しかし、その心配はまったく不要。
「最初の30日で発生するはずだった利息は、今後もずっと払わなくていい」というのが、30日間無利息のルールです。
ただ、これには例外もあります。
など、「問題のある行動全般」で、無利息期間は無効となります。その時には、30日分の利息も全部払わないといけない、ということです。
もちろんこれは、30日間無利息の時だけではありません。
の場合でも、こうした規約違反の場合は、利子を払う必要があります。
ただ、普通の人はこのようなことはないはずなので、利子を払う必要は基本的にまったくないと考えてください。
新生銀行カードローン レイクの「5万円まで180日間無利息」についても、よくある勘違いがあります。それは、5万円を超える借り入れだと、無利息にならないというもの。しかし、
ということです。これはもちろん「利息が10万円」ではありません。「10万円にかかる利息」なので、たとえば1ヶ月借りた場合、約1500円の利息」です。
もし「5万円まで180日間無利息」がなかったら「15万円分の利息」なので、1ヶ月で「約2200円」になるところでした。このように、5万円を超える借り入れでも、レイクの「180日間無利息」は適用されるんですね。
新生銀行カードローン レイクには、下の2つの無利子期間があります(冒頭に書いた通りです)。
そして、これは別々のものではなく、「両方同時」に利用できます。つまり、
という風です。「150日間」というのは、最初にすでに30日経っているからですね。
こういう仕組みなので、たとえば下のようなパターンで「半年間ずっと無利子」というケースも実現できます。
という風です。もっとも、1ヶ月で25万円返済したなら、残り5ヶ月で5万円くらい、もっと早く返済できるとは思いますが…。理論的にはこのような借り方も可能、ということです。
ノーローン以外の無利子期間は、全部「初回のみ」という制限がついています。つまり「1回使ったら、もう使えない」ということですね。
しかし、ノーローンだけは「何度でも1週間無利息」なので、何回でも活用できます。たとえば下のような条件で有利でしょう。
…という借り方です。どちらにしても「本当に切羽詰まった場面で、臨時で借りる」というやり方ですね。このような借り方の場合、ノーローンの「何度でも1週間無利息」というシステムは、他の消費者金融・銀行よりも有利でしょう。
これは一応できます。つまり、
…というように、連続して「30日間無利息」で借りて行くということですね。理論的には、これは確かにできます。
ただ、このやり方は審査落ちする確率が高いです。最初の2回まではうまく行くかも知れませんが、3回目から「何でこの人は、毎回1ヶ月で借入先の変更しているのか?」と思われるからです。そして、どちらも「30日間無利息」のブランド・銀行であることを見れば、理由は一目瞭然です。
もちろん、「無利息期間目当て」というのがバレても、それで必ず審査で不利になるわけではありません。クレジットスコアが高い人だったら、それでも十分審査に通るでしょう。
しかし、審査に通るかギリギリの「G線上のアリア」…ではなく「当落線上」の人だったら、これが原因で審査落ちすることは、十分ありえます。
ということ「無利子期間を連続で利用する」ということは「ある程度属性のいい人でしか、使えない方法」と考えてください。
ここでは、特に人気がある、
の無利息期間を紹介してきました。しかし、ジャパンネット銀行のネットキャッシングでも「初回30日間無利息」で融資しています。
以前のジャパンネット銀行は「100日間無利息特約」というシステムで融資していました。新生銀行カードローン レイクの「180日」に近かったわけですね。
レイクの場合は「5万円まで」ですが、ジャパンネット銀行の「100日間無利息特約」は「借入金額はいくらでもOK」という、かなり太っ腹なサービスでした。
2013年の9月2日に開始され、11月30日に終了しましたが、この期間に借りた人は、100日間、かなり有利にローンを利用できたでしょう。
(余談ですが私はこの時審査申込みして、落ちました)
大手の消費者金融の中で「アコム・プロミス・ノーローン」は無利息期間があるので、「SMBCモビット・アイフルはないのか?」と思う人も多いでしょう。
現時点では、この2つの消費者金融は無利息期間を持っていません。アイフルは今後も難しそうです。SMBCモビットについては、今後新設されるかも知れません。
理由は、2015年9月にSMBCモビットは、システムが大きく変わったからです。
という風ですね。限度額が大幅に増え、金利も大きく下がったわけです。どちらでも、大手の消費者金融の中でナンバーワンになりました。
このように、プラスの方向に大きく変化したので、今後無利息期間が新しく作られる可能性もあるということです。
あくまで可能性であり、推測に過ぎませんが、SMBCモビットを今後利用する可能性がある人は期待していいでしょう。
以上、賢くキャッシングを利用するための、無利息期間の活用についてまとめました。無利子期間は「最高の低金利」なので、お金を借りる時は、ぜひチェックしてみてください。
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