学生がキャッシングを申し込む前に知っておくべきことは、主に下の通りです。
…ということです。以下、詳しく説明します。
若年層でも、アルバイト収入が月5万円程度ある人だったら、大体大手の消費者金融の審査は通ります。もちろん、
などの最低限の条件は必要です。またアルバイト先が不安定な会社や業種の場合、審査に通らないこともあります。しかし、基本的には大丈夫です。
少なくとも、SMBCモビット・プロミス・アコム・アイフルなどの大手の消費者金融は、若年層でも申し込みやすくなっています。月5万円の収入がある学生の場合、大体10万円程度の限度額をもらえることが多いでしょう。
もっと月収が多ければ、若年層でも最大月30万円程度まで借りられます。また、そこで返済実績を積み重ねれば、もっと上の50万円などの限度額ももらえます。学生の場合「最大の借入限度額は50万円」と思ってください。
銀行カードローンで借りる場合、一部学生キャッシングができないところがあります。
などです。大手だとこのような感じで、地方銀行の場合は学生融資不可の銀行はもっと多くなります。(しかし、大手は大体大丈夫です)。
三菱東京UFJ銀行カードローンは、学生の融資自体はOKですが、代わりに「親権者の同意が必須」という条件が追加されています。つまり必ず親バレするということですが、親に内緒で借りたい人は、「親権者の同意不要」の銀行キャッシングで申し込むようにしましょう。
カレッヂ、イーキャンパス、フレンド…。といった学生専用ローンの業者さんは、長年良心的な運営をされている、信用できる業者さんです。しかし、学生キャッシングだからといって、大手の消費者金融より金利が安いと思ったら、それは間違いです。
これらの業者さんでも金利は「実質年率18%」で、プロミス・アコム・アイフルなどとまったく同じなのです。
なので学生専用ローンだったら低金利なはずと思い込んで借りるのはやめましょう。むしろ30日間無利息で借り入れできるプロミス・アコムや、新生銀行カードローン レイク、楽天銀行スーパーローン(カードローン)などの方が安いくらいです。
学生専用ローンの利点として、1万円などの超少額のキャッシングでも対応してくれる、という点があります。店舗に行って、学生証を見せながら対面で審査すれば、このような少額でも、融資してくれることが多いのです。
大手ではこれは絶対無理です。1万円程度の少額では利益が全然出ないので、大手の消費者金融は最低でも10万円からしか融資してくれません。
もちろん、これは限度額が10万円ということで、その融資枠の中から1万円だけ借りるということもできます。しかし、限度額10万円の審査なので、当然基準は厳しくなります。
これは、将来的にもっと借りてくれることを期待しているからです。つまり「先行投資」のようなものですね。「無料体験」に近いです。
また、日本人はたとえ1万円程度の借金であっても、そう簡単に踏み倒すことはしません。特に学生証で身分を確認している場合、「踏み倒したら嫌がらせをされるのではないか」と思っている学生もいるので、まず確実に返済してくれます。
(幸か不幸か、ここでは街金業者・貸金業者の悪いイメージがプラスに働いているわけです)
ということで、1万円程度という小銭のような小口借入の場合、学生専用ローンの審査は大手のキャッシング業者より有利です。
学生といっても、未成年・10代の場合は、どこのキャッシング会社に行っても借り入れ不可です。銀行カードローンでも消費者金融でも融資できません。
例外があるとしたら「クレジットカードのキャッシング枠」です。買い物枠だけでなく、現金借入枠ももらえるということですね。
楽天クレジットカードや三井住友VISAデビュープラスカードなど、18才、19才でも作れるクレジットカードはあります。それを発行して、キャッシング枠ももらったという場合は、確かに「未成年でもお金を借りる」ことができるでしょう。
ただ、この場合も限度枠はせいぜい5万円・10万円で、キャッシングするといっても大した金額ではありません。あくまで「本当に困った時に、臨時で少し使う」程度のものと思ってください。
以上、学生がカードローン審査を受ける前に知っておくべきポイントをまとめました。参考にしていただけたら幸いです。
© カードローン攻略編集部 All rights reserved.