学生キャッシングの申し込みに必要な書類と条件―。まず必要書類は下の通りです。
というもの。最後の給与明細については、必要ない業者も多いです。(50万円以下だったら、確認は義務ではない、というのが貸金業法のルールなので)
収入証明書はなくてもいい、ということで、必須の書類は学生証・本人確認書類だけになります。本人確認書類は、下のようなものを出せばOKです。
学生で住基カードを持っている人は少ないので、ほとんどは「運転免許証・パスポート・保険証」のどれかになるでしょう。基本的に運転免許証が一番いいです。
学生証も、学生専用ローンである以上、当然必要です。プロミス・アコムなどの大手の消費者金融の場合は、学生という身分は重視していないので、学生証は提出しなくてOKです。
学生キャッシングの審査に通る条件は、基本的に普通のカードローンと同じです。年収が一定以上ある、借金総額や件数が少ない、個人信用情報に問題がない…。という条件ですね。
ということで、大筋は同じですが、違う部分もあります。まず学生ということで「職業」が重視されないということ。これは地味に大きいです。サラリーマン・OLなど社会人の場合、カードローン審査に通るかどうかは「職業」で決まる部分も大きいので。
実際、合コン・恋愛・結婚などでも、社会人が「職業」で評価される部分は非常に大きいでしょう。学生も「通っている大学」で評価される部分は大きいですが、学生ローンで大学名はあまり関係ありません。
確かに東大生や早慶生の方が、家庭教師などで高時給のアルバイトをできる、というメリットはあります。そういう点では借金完済をしやすいと、評価されることもあるかも知れません。
しかし、逆に「Fランク大学だから審査に落ちる」というようなことはありません。たとえ学歴が低い場合でも、若いうちは肉体労働で日払いのアルバイトをして、すぐに返済できるからです。学歴は学生専用ローンではそれほど重要ではない、と考えてください。
学生キャッシングを申し込む人は、「やはり、在学中に完済しないといけないだろうか…」と少々不安に思っているでしょう。これは「しなくて大丈夫」です。私が実際に完済しなかったので、自信を持っていいます。
もちろん、業者によってルールは多少違うでしょう。しかし、多くの学生キャッシングは「卒業後も借りたままで大丈夫」というルールになっています。理由は、
というものです。多くの人は「学生キャッシングは、プロミス・アコムなどの大手の消費者金融より低金利」と思っていますが、全然違うんですね。まったく同じ金利なのです。
ということで、卒業した後も借り入れしていても、業者としては何も問題ないわけです。もちろん、学生時代限定で安い金利を設定している業者がもしあったら、その業者は在学中の完済が基本でしょう。しかし、そうでない学生専用ローンは、別にどっちでもいいわけですね。
そして、キャッシング業者の鉄則として「長く借りてもらった方が儲かる」ということがあります。つまり、学生キャッシングも本音としては、卒業後もずっと借りてくれた方がありがたいのです。
ということで、業者によって違いはありますが、割と多くの学生専用ローンが「卒業までに完済できなくてもOK」というルールになっています。この点、「卒業までに全額返済できるだろうか…」と不安な人も、安心して下さい。
学生キャッシングで借り入れするには、月収がいくら必要か―。これは特に決まっていないですし、業者によっても違います。ただ、一つの目安は「月5万円」でしょう。理由は、
ということです。最後の理由については、5万円以下の月収だと、せいぜい2万円や3万円しか貸付できない、ということです。この程度の少額融資をしても、業者としては全然利息が取れないんですね。
むしろ、その申し込み者の審査にかかった時間などのコストで、マイナスになるわけです。ということで、あまりに月収が低い学生は、カードローン業者も最初から相手にしたくないのです。
また、実際に学生の側としても、月5万円以下の月収で借り入れするのは辞めた方がいいでしょう。どれだけ小さい借入金額でも、そういう月収で借金しようとすること自体に問題があります。
以上、学生キャッシングの審査に通るための必要書類や、条件についてまとめました。お金を借りたいと思っている学生さんは、参考にしていただけたら幸いです。
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