学生キャッシングの業者選びの注意点は、下の通りです。
ということです。以下、それぞれまとめます。
学生専用ローンでまともな業者は、ほとんど店舗契約ができます。しかし、ごくまれに店頭受付はしていない、という業者も存在します。
このような学生専用ローンの場合、闇金業者の確率が高いと思ってください。違法な営業をしているので、事務所の場所を知られたくないのです(あるいはそもそも事務所がない、携帯電話のみの業者か)。
ということで、店舗契約する気がなくても、まず店頭受付をしているかどうか、確認しましょう。できれば、実際に店舗まで行ってみて、本当にその場所で店舗を構えているかどうか、確認してからというのが理想です。
これは学生キャッシングに限った話ではないですが、闇金業者の特徴として融資条件が良すぎるということがあります。つまり、
…などです。特に金利については本当にその通りの金利設定だったらいいのですが、現実は違います。「広告だけ低金利」で、それに釣られて業者のもとをたずねると、いざ契約の段階になって「じゃあ、うちは10日で1割(トイチ)なので」などと言われたりするんですね。
もう一つの「審査基準」については、学生専用ローンに限らず「審査が甘い業者は、すべて危ない」と思ってください。そもそも「自分が融資する側だったら、どういう風に相手を選ぶか」を考えれば、答えは簡単に出るはずです。
自分の大事なお金を貸すのだから、カンタンに貸すわけがないのです。それを「信用できない人にも融資する」というのは、後で暴力的な方法などを使って取り立てる気が満々、ということです。
少し冷静になって考えてみれば誰でもわかることなのですが、お金がなくて焦っている時、人は冷静な判断ができないのです。ということで、審査が甘い闇金業者・サラ金・街金に、ついつい騙されてしまうわけですね。
といことで、「融資条件がやたらいい」と感じたら、くれぐれも引っかからないように(申し込みしないように)してください。
金融庁などの役所のサイトでは、闇金業者・悪徳業者の情報を公開しています。そこで下の情報を入力すれば、その業者が正しい運営をしているかどうかわかります。
…などです。これは「全部」でなくて、どれか1つでかまいません。会社名は変わっていても、稀に住所は同じということがあるので、そういう場合でもヒットします。
当然ですが、これで「違法業者」とヒットしたら辞めましょう。また悪徳業者でなくても「過去に行政処分を受けた」などの履歴がヒットすることがあります。当然ですが、そういう場合も、その学生専用ローンで借りるのはやめましょう。
悪徳商法というのは、基本的に「騙しやすい」人を狙います。判断能力が落ちた高齢者の方や、世間知らずの学生などですね。
人生経験が浅い学生のうちは、世の中に悪人がいるということを、身を持って知らない人がほとんどです。海外旅行などで騙されたり、物を奪われたりしているうちに、だんだん悪人に対する警戒心が養われるのですが、そういう痛い目を見ないと、ついつい信じてしまうのです。
ということで、悪徳商法にも引っ掛かりやすいですし、学生専用ローンが闇金業者だったとしても気づかないので、くれぐれも注意が必要です。
そもそも、学生がお金が必要になる用事というのは、我慢すればいい、というのがほとんどのはずです。大人の場合は、生活費を全部自分で払わないといけないので、のっぴきならないピンチというのもあるでしょう。
しかし、生活費を親に出してもらっている、仕送りをもらっている学生であれば、お金が必要な用事は、遊びがほとんどのはずです。その遊びを我慢する、付き合いを絶つというのがまず基本でしょう。
もしそれができなくても、お金を借りるより先に、日払いのアルバイトなどで稼ぐことを考えるべきです。若いうちは日払いの仕事がやまほど見つかりますし、きつい肉体労働でも、体の回復が早いので割と何とかなります。また、すぐに適応できます。
体が悪い、うつ病などの事情で働けない場合もあるでしょうが、そうでない場合、できるだけお金を借りるより、日払いのアルバイトで稼ぐようにしましょう。
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