結婚式・披露宴・新婚旅行―。これらの結婚関連の費用でキャッシングするなら、「ブライダルローン」という選択肢もおすすめ。ここでは、特に人気がある、申し込みやすい&低金利な結婚資金ローンを紹介していきます。
楽天銀行のブライダルローンは、「目的別ローンブライダル」というのが正式名称です。スペックは下の通り。
特に金利は非常に安いです。変動金利ではなく固定金利なので、誰が、いくらの極度額で借りたとしても、ここの利率です。
というのと比較すると、相当低金利というのがわかるでしょう。結婚という人生の晴れ舞台だけに許された、優遇金利といえます。
ブライダルローンということで、来店が必要なのでは?と思うかも知れませんが、楽天銀行の場合は「ネットだけで完結」します。(店舗がないですしね)
身分証明書などの必要書類もすべてメール、携帯電話のアプリで送信できるので、郵送などのやり取りもありません。非常にカンタンに審査できるようになっています。
利用目的は、下の結婚に関する内容だったら、すべてOKです。
これらは一例なので、他にも結婚関係で必要な金額があれば、それも利用用途として、相談に乗ってもらえるでしょう。
なお、新婚旅行単独で借りる場合は、同じく楽天銀行で「目的別ローン トラベル」というものがあります。新婚旅行だけの費用なら、こちらで借りましょう。
(ましょうと言うより、楽天銀行がそちらに切り替えます)
楽天銀行よりももっと低金利で借りたい場合、JA(農協)のブライダルローンがあります。「マリアージュ」という名前ですが、これはフランス語で「結婚」という意味です(おしゃれなネーミングですね)。
使い道は「新世帯を持つための家電・家具・食器類」などの購入費用も含まれています。楽天銀行でもこれらはOKでしょうが、結婚ローンというのは、こういうものまで使っていいんですね。
金利は「JA所定の利率」となっており、確定していません。しかし、楽天銀行などの「民間」より相当安いのは確かです。目安は大体「3.9%」と考えてください。
(楽天銀行のブライダルローンの半分近い低利息ですね)
信用金庫も、ほとんどが結婚資金ローンを提供しています。たとえばアルプス中央信用金庫では、「あるしんブライダルハッピーローン」というコースを提供。スペックは下のようになっています。
という内容です。保証料分というのは、信用金庫や労働金庫でキャッシングする時に取られるものです。
金利とは別に、この分の利率がかかるので「両方合わせた金利」で見ないといけないんですね。そのため、たまに信用金庫の結婚資金ローンで「利率3.5%」と紹介されているものがありますが、これは「保証料を計算していない」金利dす。
(一つの信用金庫だけ、特別に安いということはまずありえないので、この点注意してください。)
クレジットカード会社のオリコも、結婚ローンを持っています。「ブライダルプラン」とうもので、下のようなスペックです。
金利は、楽天銀行の「7%固定」と比較すると、かなり高いです。100万円以下だと、13.2%になることが多いので、楽天銀行の2倍近いということです。
ただ、その分楽天銀行より審査に申し込みやすいでしょう。もちろん、JAや信用金庫と比較すると、さらに審査に申し込みやすくなります(これらは楽天銀行より厳しいので)。
というように、借りやすさを重視するなら、オリコの結婚ローンもいいでしょう。
ネットでは、よく「ブライダルローンなら三菱東京UFJ銀行がおすすめ!」などと書かれていますが、三菱東京UFJ銀行にブライダルローンはありません。
バンクイックという「多目的カードローン」に、そういう記事はリンクを貼っています。多目的ローンなので、確かに結婚費用に使ってもいいのですが、ブライダルローンを探してきた人が、求めているものではないでしょう。
ということで、バンクイックをそのように紹介しているキャッシング情報サイトは、全体的に情報の正確性が疑わしいと考えてください。
以上、結婚費用のお金を借りるためのブライダルローンについてまとめました。キャッシングを検討していた方も、まずこれらをチェックしていただけるとうれしいです。
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