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銀行の教育ローンの審査基準・申し込みの方法&流れ

銀行の教育ローンの審査基準・申し込みの方法&流れ

キャッシングする理由が「教育費」の場合、普通の銀行カードローンで借りるよりも、銀行の「教育ローン」で借りることができます。この方が審査は厳しいですが、借入可能金額は大きく、金利も大幅に安くなります。

たとえばみずほ銀行のカードローンの場合、通常と教育ローンの金利は、それぞれ下のようになっています。

  • 通常のカードローン…14.0%
  • 教育ローン…3.5%~4.5%

というように、もはや比べ物にならないレベルの金利差でしょう。というわけで、審査に通るなら&間に合うなら教育ローンの方がいいのですが、ここではその銀行の教育ローンの審査基準について書きます。

銀行の教育ローンの審査基準

主なポイントを箇条書きすると、下のようになります。

  • 年収…200万円以上
  • 勤続年数…2年以上
  • 年齢…20才~65才

…という風です。普通のカードローンの場合、勤続年数は1年あれば特に問題なく通ると言われていますが、教育ローンの場合、さらにそれがもう1年長くなっています。

また、年収については、普通の銀行カードローンの場合「200万円」というような基準はありません。しかし、教育ローンの場合は、こうした申し込み資格をハッキリ明記する割合が高くなります。

(明記していない銀行もあります)

審査にかかる日数は?

銀行によりますが、最短3日、大体7日、遅くて10日と言われています。申し込み方法は大体の場合、

  • 来店
  • 郵送
  • ホームページ

から選ぶことができます。郵送とホームページからの申し込みの場合、必要書類をすべて郵送でやり取りすることになるので、時間がかかります。この場合は、大体2週間ほどかかります。

そのため、多くの人は来店を選びます。来店だと大体「最低2回」は店舗に出向く銀行が多いですが、その分早く融資してもらえます。

来店審査の流れ

来店審査の流れも銀行によって変わりますが、メジャーなパターンは下のようなものです。

  1. 来店&申し込み
  2. 銀行が保証会社に回して、審査
  3. 審査結果が出る&銀行から連絡
  4. 2度目の来店&契約手続き
  5. 融資実行

…という風です。最短3日というのは、

  • 1日目…申し込み&その日のうちに審査に通る
  • 2日目…2度目の来店・契約
  • 3日目…融資

という風です。契約手続きをした後もまだ「支店長決裁」があるのですが、これもある程度時間がかかるので、このように1日遅れとなるパターンが多いです。

教育ローンの申し込みに必要な書類

必要な書類は、「審査の時」と「契約の時」でそれぞれ違います。まず審査の時は、

  • 身分証明書
  • 収入証明書
  • 必要金額の証明書

となっています。そして、契約時には、

  • 本人確認書類
  • 印鑑証明書
  • 収入印紙

が必要となります。印鑑証明書は役所でもらう必要があり、収入印紙は、基本的に郵便局や市役所で購入します。印鑑証明書とまとめて役所でもらうのが一番でしょう。

審査時の「必要な金額の証明書」は、利用用途と金額が証明できる書類であれば、何でもかまいません。たとえば下のようなものです。

  • 入学金や学費の振込用紙
  • 入学要項の「学費○○万円」という案内
  • ランドセル・学用品などのチラシ

…というものです。実際にその用途でお金が必要なのであれば、それを証明できる書類は何かしら必ずあるはずなので、ただそれを出すだけです。

すでにお金を使った後でも、借入可能

実は、銀行の教育ローンは「すでに払った後」でも借りることができます。つまり「大学の入学金に100万円払ったのですが、その分を借りたいです」というのもありなのです。「その分、生活が苦しくなってしまったから」ということですね。

実際、それが本当ならその後の学費の支払いに響く可能性があります。また、生活が破綻したら、学業どころではなくなるでしょう。ということで、このような場合でも教育ローンは借りられるのです。

ただ、その場合も「領収書」が必要です。この支払いに、○○万円使ったという証明ができれば、審査に通る可能性は十分あります(総合的なクレジットスコア次第ですが)。

窓口には、契約者本人が行く

教育ローンの契約は、店舗窓口でする場合、契約者本人がいきます。たとえば父親の収入によって払う場合は、「父親」が行きます。「母親が代わりに行く」というのは、認められません。

実際、平日15時までの銀行が開いている時間というのは、働いている父親はなかなか行ける日時ではありません。そのため「妻が代理ではダメでしょうか…」という申し込みはよくあるのですが、これは受け付けていないのです。

ということで、来店審査は少々大変かも知れませんが、会社の休みがたとえば半日や数時間でも取れるようであれば、こちらの方が断然早く融資してもらえるので、おすすめです。


以上、銀行の教育ローンの審査基準や、申し込みの方法などについてまとめました。学費や教育費が必要な時には、消費者金融などのキャッシングと合わせて、検討してみてください。

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