キャッシングする理由が「教育費」の場合、普通の銀行カードローンで借りるよりも、銀行の「教育ローン」で借りることができます。この方が審査は厳しいですが、借入可能金額は大きく、金利も大幅に安くなります。
たとえばみずほ銀行のカードローンの場合、通常と教育ローンの金利は、それぞれ下のようになっています。
というように、もはや比べ物にならないレベルの金利差でしょう。というわけで、審査に通るなら&間に合うなら教育ローンの方がいいのですが、ここではその銀行の教育ローンの審査基準について書きます。
主なポイントを箇条書きすると、下のようになります。
…という風です。普通のカードローンの場合、勤続年数は1年あれば特に問題なく通ると言われていますが、教育ローンの場合、さらにそれがもう1年長くなっています。
また、年収については、普通の銀行カードローンの場合「200万円」というような基準はありません。しかし、教育ローンの場合は、こうした申し込み資格をハッキリ明記する割合が高くなります。
(明記していない銀行もあります)
銀行によりますが、最短3日、大体7日、遅くて10日と言われています。申し込み方法は大体の場合、
から選ぶことができます。郵送とホームページからの申し込みの場合、必要書類をすべて郵送でやり取りすることになるので、時間がかかります。この場合は、大体2週間ほどかかります。
そのため、多くの人は来店を選びます。来店だと大体「最低2回」は店舗に出向く銀行が多いですが、その分早く融資してもらえます。
来店審査の流れも銀行によって変わりますが、メジャーなパターンは下のようなものです。
…という風です。最短3日というのは、
という風です。契約手続きをした後もまだ「支店長決裁」があるのですが、これもある程度時間がかかるので、このように1日遅れとなるパターンが多いです。
必要な書類は、「審査の時」と「契約の時」でそれぞれ違います。まず審査の時は、
となっています。そして、契約時には、
が必要となります。印鑑証明書は役所でもらう必要があり、収入印紙は、基本的に郵便局や市役所で購入します。印鑑証明書とまとめて役所でもらうのが一番でしょう。
審査時の「必要な金額の証明書」は、利用用途と金額が証明できる書類であれば、何でもかまいません。たとえば下のようなものです。
…というものです。実際にその用途でお金が必要なのであれば、それを証明できる書類は何かしら必ずあるはずなので、ただそれを出すだけです。
実は、銀行の教育ローンは「すでに払った後」でも借りることができます。つまり「大学の入学金に100万円払ったのですが、その分を借りたいです」というのもありなのです。「その分、生活が苦しくなってしまったから」ということですね。
実際、それが本当ならその後の学費の支払いに響く可能性があります。また、生活が破綻したら、学業どころではなくなるでしょう。ということで、このような場合でも教育ローンは借りられるのです。
ただ、その場合も「領収書」が必要です。この支払いに、○○万円使ったという証明ができれば、審査に通る可能性は十分あります(総合的なクレジットスコア次第ですが)。
教育ローンの契約は、店舗窓口でする場合、契約者本人がいきます。たとえば父親の収入によって払う場合は、「父親」が行きます。「母親が代わりに行く」というのは、認められません。
実際、平日15時までの銀行が開いている時間というのは、働いている父親はなかなか行ける日時ではありません。そのため「妻が代理ではダメでしょうか…」という申し込みはよくあるのですが、これは受け付けていないのです。
ということで、来店審査は少々大変かも知れませんが、会社の休みがたとえば半日や数時間でも取れるようであれば、こちらの方が断然早く融資してもらえるので、おすすめです。
以上、銀行の教育ローンの審査基準や、申し込みの方法などについてまとめました。学費や教育費が必要な時には、消費者金融などのキャッシングと合わせて、検討してみてください。
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