自分はキャッシング審査に通るか通らないか―。それは、審査のポイントを知っていれば、大体検討がつきます。
ここではカードローン審査のポイントを解説しますが、これを読んで「あ、自分無理だわ」と思ったら、「そもそも、本当にお金が必要なのか」という部分から考えてください。
捨てられる用事だったら、捨てることです。闇金に手を出して落ちていった人も、最初は「もっと普通の業者」に手を出していたことを、よく知ってください。
(ちなみに「捨てられる用事」というのは、「法律に違反しない、すべての用事」です)
キャッシング審査のポイントは、主に下のものです。
主にこの3つで決まります。これで7割は決まっている…と言ってもいいでしょう。こう書くと、下のような疑問がわくと思います。
ということですね。それぞれ答えると、
…となります。以下、詳しく説明します。
まず、個人信用情報は「審査に通すため」ではなく「落とすため」にあると思ってください。落とすというと意地悪なようですが、逆です。「絶対にNGな人以外は、通す」ためにあるのです。
つまり、
というような「絶対的アウト」の人だけ、落とすわけですね。これを「ブラックリスト」といいます。
で、それ以外の人は、とりあえずすべて通すわけです。その上で、その他の情報を審査するわけですね。
ということで、個人信用情報は「ふるいにかける」というよりは「よほどダメな人以外は、審査に通す」という、むしろ「やさしいもの」と考えてください。
職業は公務員や正社員など、安定しているほど有利です。しかし、それが全てではありません。
この二人だったら、どう考えても後者の方がたくさんお金を借りることが、できるでしょう。確かに自営業なので不安定です。しかし、どんなに散財したり事業で失敗したりしても、少なくともあと1年は、公務員よりもたくさんのお金を返済に回せるはずです。
(そもそも、来年年収が倍増する可能性だってあるわけですから)
ということで、職業はカードローン審査で確かに大事ですが「すべてではない」ということですね。職業が不安定でも、それを遥かに超える高収入があれば、カードローン審査は通るのです。
そういう点では、突き詰めて言うと「職業は関係ない」ともいえます。
(もちろん、公務員だったら低年収でも通るので、そちらに着目すると「関係ある」とも言えるのですが…)
実は、借入件数は「全然審査しない」という貸金業者も、一部存在します。大手の消費者金融では借入件数も必ず見るので、主に中小業者ですね。
別に闇金業者ではありません。あくまで健全に営業している中小の貸金業者で、そのような会社も確かに存在しているのです。
そういう貸金業者でも「借入総額」だけは絶対に見ます。そして、借入総額と年収を比較して「あといくらまでは貸せる」と判断したら、借入件数がいくつだろうと関係なく、その金額を融資するということですね。
ということで、借入件数は基本的には大事なのですが「それを見ない業者もある」ということで、あくまで大事なのは「総額」ということです。
その他の審査情報である「自宅情報」などは、本来補足的な情報です。勤務先情報や、年収などの借入情報を見た時点で、まだ融資可能かどうか判断できなかった時に、初めて参考にする、というものです。
たとえば、下のような条件だったら、他の審査項目で不利だった部分を、補うことができます。
ということです。他にもいろいろありますが、要はこのように、
ということが問われます。これらの条件が揃っている人の場合、確かに年収などを補足して、多少は審査に申し込みやすくなるでしょう。しかし、あくまで補助的な審査条件…ということは意識しておきましょう。
もう一度最後にまとめると、カードローン審査に通るか通らないかを分ける最大のポイントは、
この3つさえ大きな問題がなければ、キャッシング審査には通ると思ってください。
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