初めてキャッシングする人が、知っておくべき注意点―。これは下のようなものです。
というのが主な注意点。以下、はじめてのチュウならぬ、初めてのキャッシングのチュウ意点をまとめます(苦しい)。
たとえば消費者金融で1ヶ月借りた場合、利息がどれだけになるか、借入金額別に一覧にしましょう。
…という風です。1万円~5万円の場合、ほとんど利息はゼロに近いというのがわかるでしょう。
初めてキャッシングする人は、消費者金融の利息というものをよく知りません。そして、「1週間で1000円」というような、ヤミ金並の高金利を想像しています。
しかし、実際にはこれだけの低利息ということで「何だ、キャッシングって全然怖くないじゃん」と思ってしまうんですね。実際、10万円以下・未満という少額のキャッシングの場合、特に金利を恐れる必要はないのです。
これが、借入総額が増えると、月々の利息が下のようになっていきます。
これを見て「高い」と思う人もいれば「大したことない」と思う人もいるでしょう。どちらの感覚が正しいかはわかりません。その人の年収によっては「少ない」と思っても全然OKでしょう。
ただ、多くの人にとってこれは危険な利息です。あくまで「利息」であり、元金は全く減らないわけですからね。100万円の借入総額になると、毎月1万5000円という大きな負担をしても、全然元本が減らないので、ずっとこの利息が続くのです。
毎月1万5000円の支払いが何年も続く…と考えると、想像するだけで目眩がするでしょう。そのようなことにならないよう、消費者金融での借り入れは、最大でも50万円までに抑えてください。それ以上になると、アウトとまでは行きませんが、相当お金がムダになります。
急ぎでお金が必要な場合は、とりあえず金利のことは考えなくていいので、消費者金融で借りましょう。消費者金融なら土日・祝日でも20時頃までに申し込めば間に合いますし、とにかく借りやすくなっています。
審査通過率も銀行カードローンの2倍ほどあるので、審査落ちして、お金が必要な用事に間に合わなかった…ということもありません。急ぎでお金を借りたいようなピンチは、まず消費者金融で切り抜けるようにしましょう。
もし返済が長引きそうだったら、その後銀行カードローンなどに借り換えるようにしましょう。そうすれば、利息も小さくて済みます。
もっとも、利子総額を小さくすることを考えるなら、銀行カードローンに乗り換えるなどもいいのですが、それより「早期完済する」というのが一番大事です。
キャッシングの利子総額を減らすのに、一番効果的な方法は「短期返済」なんですね。これは実際にシミュレーションしてみるとわかります。
という両者を比較すると、断然後者の方が利子総額が安くなるのです。一例として、
で借りたとしましょう。そして、「50万円」借りて、
というスケジュールで完済したとします。この場合、最終的に支払う利子総額は、銀行カードローンの方が「15万円ほど」高くなります。
代わりに、月々の支払額は、
という風に、銀行カードローンの方が断然楽なのですが…。長期でゆっくり返済していると、毎月の返済は楽な分、利子総額では大変な高額になる、ということですね。
ということで、利息総額を小さくするには、低金利の借り入れ先からキャッシングするのも大事ですが、一にも二にも「早期返済」なのです。とにかく頑張ってお金を稼いで、短期間でいっきに返済するというのが、キャッシングの正しい返済方法なんですね。
ここまで書いた通り、低金利で借りたい場合、消費者金融より銀行カードローンの方がいいです。そして、さらに銀行カードローンよりも金利が安いのが「労働金庫のカードローン」です。
金利は「3.875%~8.475%」と、大体銀行の半分程度。融資に1ヶ月程度かかるというのが難点ですが、そのくらい時間がかかっても良いという人の場合、ろうきんカードローンはおすすめです。
ただ、時間がかかるだけではなく審査も厳しいので、
などの人は、少々審査落ちのリスクが高いと考えてください(低金利のキャッシングは、何でも審査が厳しいものです)。
以上、初めてキャッシングする人のための注意点をまとめました。お金が必要になった時には、ぜひ参考にしてみてください。
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