カードローン情報サイト「お金に困ったら」

キャッシングの利用限度額は、減枠されることもあります。つまり減らされるということです。

融資枠が減らされるのは、下のような条件です。

• 返済トラブルを起こした
• 申込み時よりも年収が下がった
• 申込み時と職業が変わった、無職になった

という理由が多いです。以下、詳しく説明します。

返済トラブルで減額される

当然ですが、重度の遅延・延滞をした場合など、返済に関して問題行動を起こせば、借入限度額も減らされます。絶対に減らされるとは限りませんが、減額される可能性は高くなるでしょう。

大前提として知っておくべきことは、カードローン会社の方は、むしろたくさん融資したがっているということ。たくさん貸せば貸すほど、金利で稼げるから、それは本来当然なんですね。

にも関わらず、一度もらった借入限度額を減らされるというのは「相当信用されないことをした」ということです。あちらにとって「返済してくれない＝利益にならない」と判断されたということです。

たくさん融資したがっている人たちから、融資してもらえなくなる、ということを率直に「問題だ」と感じるべきでしょう。

申込み時よりも低年収になった

次によくあるのが、申し込みした時よりも年収が下がったということ。カードローン会社では、年度が変わると新しく年収証明書を要求することがあるので、その時提出した収入証明書の年収が下がっていると、このように減枠されます。

ただ、これはめったにありません。というのは、そもそも収入証明書自体、提出することが少ないからです。アコム・プロミス・SMBCモビットなどの大手の消費者金融はすべて「50万円までは収入証明書なしでOK」というルールでやっています。

そのため、年度が変わっても収入証明書の提出はしない、ということが主流なんですね。その時点で50万円の借り入れを超えていたらするでしょうが、50万円以下の少額キャッシングだったら、大抵は提出しなくていいのです。

審査した時から職業が変わった

これも稀ですが、たまにあるケースです。申し込みして借入枠をもらった時点では正社員だった人が、契約社員に落ちたり、あるいは会社を退職していたりします。

こういう場合は当然クレジットスコアが下がるので、限度額もそれに応じて減額されることがあります。されない場合も多いですが、あまりに長く無職の期間が続いていた時など、このように限度額を下げられることもあるのです。

減枠されても元に戻すことは可能？

これはもちろん可能です。要は「クレジットスコアが下がったから減額」されたのだから「クレジットスコアを、もう一度元に戻せばいい」というだけの話なのです。

クレジットスコアを高めるには、主に下のような方法があります。r

• 年収を増やす
• 安定した職業・属性を手に入れる
• 今の職場で勤続し続け、勤続年数を伸ばす
• 一人暮らしよりも、実家で家族と同居する
• 家賃の安い家に引っ越す
• 複数の借り入れは返済計画を再編する
• 少しでも借金を返済し、借入残高を減らす

というような方法です。これらはほんの一部で、まだまだクレジットヒストリーを改善する方法、スコアを上げる方法は山のようにあります。

ただ、一言でまとめると、要は「信用できる人になればいい」ということ。自分がお金を貸す側だったら、どんな人に融資したいかを考え、その通りの生活・人生になるようにしましょう。

減枠されても、どうしても追加借り入れしたい場合は？

どうしても急ぎでお金が必要な事情があって、限度額を減らされた後でも、限度枠以上のお金をキャッシングしたい…。ということもあるでしょう。

本来、こういう借り入れは危険なのであまりおすすめはできません。しかし、どうしてもというなら方法はあります。

自営業だったら、事業者向けローンを借りる

まず、自営業・個人事業主の人だったら「ビジネスローン」から借り入れしましょう。ビジネスローンは一応「事業者向け」ですが、事業費だけでなく生活費につかってもかまいません。

少なくともプロミス・アコムが提供する事業者向けローンだったら、生活費でもまったく問題なく利用できます。アイフルや他の中小業者の自営者カードローンはダメですが、プロミス・アコムに関しては、生活費に利用してもOKなので、安心して使ってください。

しかも、事業者向けローンは貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外（例外・除外含む）と公式に認められているので、堂々と限度額をオーバーして借りることができます。生活費にも利用可能と認められている以上、まったく問題ないので、ぜひそのようなテクニックも参考にしてみてください。