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卒業旅行でお金が足りない時は、学生専用ローンが提供する「海外旅行用ローン」を利用するのもおすすめです。卒業旅行という特別なイベントということもあり、学生キャッシングの中には、専用コースをもうけている所が、いくつかあります。

イーキャンパスの「海外渡航応援ローン」が低金利

たとえば特に人気のある学生専用の旅行ローンとして、イーキャンパスの「海外渡航応援ローン」があります。イーキャンパスは学生専用のキャッシング業者なので、このように卒業旅行への融資にも力を入れているわけです。

で、その金利ですが「実質年率15.6％」となっています。大手の消費者金融の金利は「実質年率18％」なので、これはかなり安いといえます。銀行ローンの金利が「実質年率14.5％」くらいなので、実に銀行キャッシングに近い低金利ということです。

海外渡航応援ローンの使い道は？

これは、卒業旅行だけでなく「海外に行く用事すべて」です。箇条書きすると下のようになります。

• 海外旅行
• 海外留学
• 海外ボランティア

という内容です。どれも学生にとって割とよくあるイベントですが、そのすべてで、この低金利でお金を借りることができるわけですね。

融資を受ける条件は？

この融資を受ける条件は、ポイントをまとめると下の通りです。

• 新規でも、再契約でも、追加でもOK
• 海外旅行の領収書や出入国のスタンプなどの証拠を提出できる

…というものです。要するに「本当に海外に行く人であれば、何も問題なし」ということです。もちろん、年収とのからみもあるので、アルバイトをほとんどしていない学生の場合は、限度額も小さくなるでしょうし。そもそも借り入れ不可ということもあるでしょう。

逆に、大学4年生ということで、単位も全部取って、ひたすらアルバイトしていた学生の場合は、かなりの金額を借りられるかも知れません。

学生ローンは、大手の消費者金融より審査が厳しい

ここまでは、イーキャンパスの海外渡航応援ローンのメリットを書いてきました。しかし、デメリットも当然あります。

まず「審査が厳しい」ということ。基本的に大手よりも学生専用ローンの業者はみんな審査が厳しいですし、ましてこの低金利です。

キャッシングの世界で「低金利で審査も緩い」という業者は、絶対に存在しません。審査が甘くなったら、それだけ貸し倒れの件数も増えるわけですから、それをカバーできるだけの利子総額を稼がなくてはいけないのです。

実は、大手の消費者金融の金利は、それも計算した金利設定になっているんですね。だから、イーキャンパスの海外渡航応援ローンよりも金利が高い分、審査に申し込みやすいのです。

逆に、イーキャンパスの方が低金利な分、審査通過はカンタンではないということです。また、仮にキャッシングはできたとしても、卒業旅行に必要な全額を融資してもらえるとは限りません。

ということで、借りにくいというデメリットが、イーキャンパスのような学生専用ローンにはあります。何にでもメリット・デメリットはあるので、この点はぜひ意識してください。

旅行会社が提供するトラベルローンを利用するのもあり

もう一つの卒業旅行の借り入れの選択肢として「旅行会社のトラベルローン」もあります。JTB、HISなどが提供しているものです。

この特徴は、「その旅行会社を利用する」という条件で、低金利で融資してくれるということ。彼らとしては、航空券やホテルなどの購入をしてくれるだけで、ある程度利益が出ますから、その分金利から引いてくれる…といことですね。

これは、もともとその旅行会社を利用する予定だった人にとっては、渡りに船です。最初からJTBを使う予定だったとか、HISで行くと決めていた…、という人もいるでしょう。その場合、予定通り申し込みするだけで、低金利で借りることができるのです。

もちろん、低金利といっても「最初から借りないのがベスト」というのは間違いありません。もし入金予定日までに間に合うようなら、日払いのアルバイトなどで稼ぐ、というのもいいでしょう。

一番手っ取り早いのは消費者金融の大手

このように、旅行ローンや学生キャッシングなどいろいろな選択肢を書いてきましたが、一番手っ取り早いのは、プロミス・アコム・SMBCモビット・アイフルなどの大手の消費者金融で借りること。これらの業者はスピード融資が命ですから、とにかく審査が早いのです。

そして、ただ早いだけではなく、実際に審査に通ることも割とカンタンです。別に審査が甘いわけではありませんが、審査通過率は高くなっています。（銀行カードローンの2倍くらい）

ということで、ゴチャゴチャした用事でストレスを溜めたくない、という人は、アコム・SMBCモビットなどの大手の消費者金融で、すぐに借りて決着をつける、というのもいいでしょう。そして、借りた後でアルバイトなどを探して、稼いで返済する、というのをおすすめします。