大手の消費者金融の金利・限度額・審査基準は、簡単にまとめると下のようになります。
という風になります。以下、詳しく説明します。
大手の消費者金融の金利は、100万円以下の借り入れの場合、下のようになっています。
ということで、金利はまったく同じなんですね。プロミスの0.2%安いというのも、100万円以下の借り入れでは、それほど大きな差になりません。
「90分の1安くなる」というだけですから、例えば他の消費者金融の利息が「900円」だったら、プロミスは「890円」になるというだけなんですね。
(全然変わらないというのがわかるでしょう)
このように「金利は同じ」ですが、プロミス・アコムには「初回30日間無利息」というシステムがあります。これによって、利子総額がだいぶ変わります。
上にも書いた通り消費者金融の金利は同じですから、最初の1ヶ月の差は、その後も埋まらないんですね。ということで、大手の消費者金融の中で一番低利息なのは「プロミス」と「アコム」なのです。
ちなみに、プロミスで「初回30日間無利息」を適用するには、下の2つの条件が必要です。
というもの。ただ、これは全然難しい作業ではなく、申し込みしてすぐに終わるようなものです。一応「これを忘れると、初回30日間無利息にならない」という程度の注意点だと思ってください。
続いて借りられる最高限度額ですが、みんな「500万円」です。例外はSMBCモビットとノーローンで、
となっています。ただ、この最高極度額というのは、特に意識する必要ありません。というのは「どの道、最大限度額まで借りられることはない」からです。
「借入金額は、年収の3分の1まで」という貸金業法第13条の2第2項の規定のルールがあるので、それぞれの限度額を借りるには、下のような年収が必要になります。
というように、明らかに「高額所得者」になってしまうわけですね。年収900万円の人ならまだ消費者金融を利用することもあるのですが(実は、意外と多いです)、さすがに年収1500万円を超える人が、キャッシングでお金を借りるということはまずありません。
(多少ありますが、ほとんど例外です)
ということで、結局この最大の借入可能金額というのは「あくまで最高」の場合であり、ほとんどの利用者には関係ないということなんですね。
審査に通る確率(審査通過率)は、アコム・アイフルが特に高くなっています。大体の目安を一覧にすると、
程度となっています。審査通過率は、その時のそれぞれのブランド・会社の経済状況によっても変わるので、毎月かなり変動があります。しかし、アコム・アイフルについては、2015年前半の平均値を取ると、ほぼこの数値になります。
(大手の消費者金融の審査通過率は、それぞれの公式サイトのマンスリーレポート・月次データで見ることができます)
このように、大手のキャッシングサービスの中では、アイフル・アコムが特に審査に申し込みやすいと言えるでしょう。「できるだけ申し込みやすいところがいい」という場合、アコム・アイフルを選ぶことをおすすめします。
代替措置というのは「代わりの方法によって電話連絡を回避しながらでも融資してくれる」というもの。どうしても在籍確認できない事情がある人のみ、このような代替手段を依頼できます。
たとえば会社の保険証・給与明細・源泉徴収票などを提出するのですが、必ずこの代替措置を取れるわけではありません。あくまでプロミス・SMBCモビットが「代替手段でもOK」と認めた人だけです。
ということで制限はありますが、それでも「最初から代替手段がない」という、他の消費者金融と比較したら、だいぶ有利な条件でしょう。
特に勤務先が休みで在籍確認できない土曜日・日曜日・祝日など、SMBCモビット・プロミスで申し込むと「在籍確認が原因で審査落ちする」ということがなく、安心です。(別の理由で審査落ちするかも知れませんが)
以上、大手の消費者金融の金利・限度額・審査基準などのスペックをまとめました。消費者金融は50万円などの高額を借り入れするには向いていませんが、50万円以下の少額を短期間借りるには、向いています。
急ぎでお金が必要な時は、これらの消費者金融のブランドを利用してみてください。
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