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カードローンで500万円借りたい!不動産や有価証券の有担保ローンなら借入可能

カードローンで500万円借りたい!不動産や有価証券の有担保ローンなら借入可能

カードローンで500万円を借りたい場合、本来は1500万円の年収が必要です。借りたい金額の3倍の年収が必要、ということですね(貸金業法第13条の2第2項の規定のルールによって)。

そのため、普通だったら500万円の借り入れはできません。年収1500万円以上ある人は、ほとんどいないですから。ただ、これはあくまで「無担保」のカードローンの場合であって、担保を何かしらつけるのであれば、500万円を借りることも可能です。

不動産や有価証券を担保に

担保ローンで一番多いのは「不動産・有価証券」などを担保につけるパターンです。有価証券とは下のようなものです。

  • 株式
  • 債権
  • 小切手
  • 約束手形

要するに「換金できる紙切れ」と思ってください(紙切れというと少々失礼かも知れませんが…)。

これらを担保にすると、その担保価値に応じて高額のキャッシングもできます。500万円借りられるかどうかは、当然その不動産の資産価値や有価証券の価格などにもよります。

自動車担保ローンで、500万円借りれる?

不動産・有価証券ならいいですが、自動車を担保にして500万円を借りるのはなかなか難しいです。自動車で500万円を借りるには、「その車を中古で売った時、500万円で売れる」という条件が必要です。

ということは、新車価格が大体「1500万円~2000万円近い」ということです。走行距離や年数にもよりますが、多くの場合、このくらいの価格帯になるでしょう。

そして、新車価格が1500万円以上というのは、ランボルギーニやフェラーリなどの高級車くらいです。ベンツやBMWでも何でもいいですが、とにかく高級車です。もしそういうハイグレードな外国車などを持っている人なら、確かに自動車担保ローンで500万円を融資してもらうこともできるでしょう。

しかし、ほとんどの人はそのような車は持っていないはずなので、自動車担保ローンで500万円借り入れすることは、まず不可能だと考えてください。というわけで、不動産か有価証券によって借り入れる…というのが普通です。

連帯保証人の年収によっては借入可能に

ただ、例外として「連帯保証人の年収が1500万円以上」の場合は、消費者金融や銀行カードローンでも500万円キャッシングできる可能性があります。大手の消費者金融のカードローン審査では、通常は保証人は要求していません。

しかし、店舗窓口に行って「500万円借りたいんです。年収1500万円の連帯保証人を用意します」と言ったら、相談に乗ってくれる可能性が高いでしょう。

何しろ、サラリーマンで年収1500万円といったら、トヨタ自動車などの超一流企業の部長レベルです。そのくらいの人が連帯保証人につくのであれば、金額的にも人物的にも信用できるでしょう。

アコム・プロミス・SMBCモビットなどの大手の消費者金融も、信用できる人であれば500万円くらいどんどん融資したいと思っているのです。そのため、こういうレベルの高い連帯保証人をつけられるなら、消費者金融でも500万円借りられる可能性があります。

カードローン会社の最高限度額一覧

大手の消費者金融の最高限度額は、基本的にどこも500万円です。ノーローンのみ「300万円」となっていますが、プロミス・SMBCモビット・アコム・アイフルはすべて「500万円」です。

一方銀行キャッシングの場合は、銀行によって最大限度額がかなり違います。以下、一覧にします。

  • 三菱東京UFJ銀行…500万円
  • 三井住友銀行…800万円
  • 楽天銀行…800万円
  • 横浜銀行…1000万円
  • オリックス銀行…800万円
  • みずほ銀行…1000万円
  • ジャパンネット銀行…1000万円
  • イオン銀行…800万円
  • ソニー銀行…800万円

という風です。大体「800万円」が主流で、たまに「1000万円」「500万円」があるという印象です。三菱東京UFJ銀行のバンクイックが「最大500万円」と意外と少ないのですが、利用者が多いので、それぞれの極度額は小さめにしているということでしょう。

(というより、500万円借りられるなら、ほとんどの人は十分過ぎるとは思うのですが…)

医療費の場合は「高額療養費貸付」がある

もし医療費で500万円や数百万円のような高額のキャッシングを必要とする場合―。これは通常のカードローンで借りるのではなく「高額療養費貸付制度」を利用するのもおすすめです。

高額療養費というのは「保険の自己負担限度額を超えた金額」のことです。保険でカバーできない分の医療費は、知っての通り自己負担となります。

しかし、「自己負担で払うのもここまで」というラインが決まっており、それ以上の金額になったら「高額療養費」とされています。

そして、その高額療養費については8割~9割程度を無利子で借りられる、という制度があるのです。返済は必要ですが、無利息になるというだけでもかなり負担が軽くなるので、ぜひ利用するべきでしょう。


以上、カードローンで500万円という高額借り入れをする時のポイントをまとめました。めったにないケースだとは思いますが、参考にしていただけたら幸いです。

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