ソニー銀行の金利は、銀行カードローンの中で一番安いです。ポイントをまとめると、
ということです。つまり「借入総額が大きくても小さくても、低金利」といことです。低利息を求めるすべての人にとって、メリットがあるわけですね。
まず、100万円以下のキャッシングの金利で、いくつかの銀行とソニー銀行を比較しましょう。(すべての銀行と比較すると長くなるので、5つの銀行だけで比較します)
銀行カードローン | 実質金利 |
---|---|
ソニー銀行 | 13.8% |
イオン銀行 | 13.8% |
横浜銀行 | 14.6% |
三菱東京UFJ銀行 | 14.6% |
ジャパンネット銀行 | 18.0% |
このように、ソニー銀行はイオン銀行と並んでトップです。多くの人のキャッシングは「100万円以下」で十分なはずなので、この金額帯での金利は最重要です。
次に「100万円以上」で比較してみましょう。
銀行カードローン | 実質年率 |
---|---|
イオン銀行 | 8.8% |
ソニー銀行 | 9.8% |
横浜銀行 | 11.8% |
三菱東京UFJ銀行 | 12.6% |
ジャパンネット銀行 | 15.0% |
100万円以上の借り入れになると、多少人数が減るでしょうが、まだ割といるでしょう。その人たちにとっては、この金額帯ではイオン銀行の方が低金利です。
しかし、ソニー銀行もイオン銀行についでかなり安い金利。3位の横浜銀行や、4位の三菱東京UFJ銀行との差を比較すれば、よくわかるでしょう。
最後に「200万円以上」で比較します。ソニー銀行に限らず、1つのキャッシングから単独でこれ以上借りる人はいないので、これが最後の比較でOKでしょう。
銀行カードローン | 実質年利 |
---|---|
ソニー銀行 | 8.0% |
イオン銀行 | 8.8% |
横浜銀行 | 8.8% |
三菱東京UFJ銀行 | 9.6% |
ジャパンネット銀行 | 10.0% |
このように、200万円以上の借り入れでは、再びソニー銀行がトップに立っています。そして、イオン銀行との差もかなり開いています。比較の結果をまとめると、
という結果。一般的なキャッシングの金額帯で、ソニー銀行が特に低金利というのがわかるでしょう。
こうした比較から「銀行カードローンで低利息で借りたい」という人には、「ソニー銀行かイオン銀行」が特におすすめといえます。
もっと借入総額を増やして、極度額マックスの「800万円」で比較してみましょう。ソニー銀行と同じく、最高限度額が800万円の銀行カードローンと、その時の金利です。
銀行カードローン | 800万円の金利 |
---|---|
ソニー銀行 | 2.5% |
オリックス銀行 | 3.0% |
イオン銀行 | 3.8% |
三井住友銀行 | 4.0% |
…このように800万円という超高額キャッシングの場合でも、やはりソニー銀行がトップの低金利です。ここではイオン銀行が少々下がって、代わりにオリックス銀行が上に出ています。
このように、少額で比較しても、高額で比較しても、ソニー銀行は常にトップかトップレベルに安い金利となっています。
たとえば10万円を1ヶ月借りた場合、ソニー銀行で支払う利息は「1150円」です。計算式は下の通りです。
(ソニー銀行の実質年率は「13.8%」なので、それで計算します)
1日当たり40円というと、かなり安く感じるかも知れません。また月間で1150円というのも、「10万円借りている」と考えると、安く感じる人もいるでしょう。
ただ、これがキャッシングの落とし穴で、確かに10万円程度の小口借入だったら低利息なのです。しかし、これが50万円、100万円…と増えていくと、徐々にとんでもない利息になっていくんですね。
試しに、借入総額を増やしていった場合の、ソニー銀行の利息の推移をまとめます。
このようになります。人によっては「意外と安い」と思われるかも知れません。確かに、他の銀行カードローンと比較しても、これはかなり安い利息です。
しかし、100万円の場合は毎月「利息だけで」8000円持って行かれているわけです。元本はまったく減っていないんですね。
つまり、毎月の返済額が8000円だと、何年もずっとこの利息を払い続けるわけです。「年間9万6000円の利息」が、ずっと続くわけですね。
月間8000円の利息、と聞くとあまり高く感じないかも知れません。しかし「年間9万6000円、しかもずっと減らない」と聞くと、かなり多く感じるでしょう。
いくらソニー銀行カードローンが低金利といっても、100万円以上借りると危険、というのがこれでよくわかるでしょう。基本的に人間はひたすら倹約し、ひたすら稼ぐ側に回った方がいいのです。
(とわかっていても、みんな働かずに消費する側に回ってしまうのですが…)
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