「連続申込みは何社までOKか?」
「連続申込みは、審査にどのくらい影響するか?」
…この答えは下のようになります。
ということです。以下、詳しく説明します。
消費者金融やクレジット会社の場合「2件まで」は連続申込みできます。このくらいは普通の申し込みの範囲内なので、格段危険視されないからです。
しかし、これが「3件連続」となると話は別です。明らかに普通の人ではないので、どのカードローン業者・クレジット会社も警戒します。
ただ、その一つが銀行カードローンである場合、もう1件くらいはいいようです。というのは、銀行の審査は厳しいのでよく落ちますし、大体「0.5件」くらいのカウントをされていると考えていいでしょう。
というわけで、銀行を含む場合は3件まではいいかも知れませんが、すべて消費者金融かクレジット会社の場合、2件までが限度です。
この「3件連続で申し込みすると落ちる」というのを、キャッシング用語で「3件規制」といいます。3件規制の意味は、
という2種類の意味で使われます。また「連続」でなく「同時に3件申し込み」というのも、やはりNGです。
というように、3件規制という言葉の定義は人それぞれですが、
のすべてで、カードローン審査には通らないと考えてください。(常識で考えても、これらは少々問題がありますよね)
これは、「申し込んだ業者・銀行・ブランドが、個人信用情報をチェックする」からです。彼らが個人信用情報をチェックすると「その履歴」が残るのです。
つまり、JICC・CICなどの個人信用情報機関が、「8月3日の19時05分、アコムがあなたの個人信用情報をチェックしましたよ」という記録を残すんですね。また、「あなた」でなく、外部の人もこれは見れます。
たとえばあなたが「アコム→プロミス」と連続申込みしたとしましょう。そうすると、プロミスはあなたの申し込みがあった時点で、すぐ個人信用情報を見ます。
そして「む、この人昨日アコムに申し込みしてるじゃん」というのがわかるわけです。「アコムに申し込み」とは書かれていませんが、「アコムが情報をチェックした」ということは、「申し込みした」ということなんですね。
(そうでなければ、何の意味もなくアコムがわざわざ、あなたの個人信用情報を見るわけがないからです)
つまり、個人信用情報には「申込情報」という履歴はないのです。
「山田太郎が、アコムに申し込みした」
…という情報は記録されていなくて、
「アコムが、山田太郎の情報を参照した」
…という「消費者金融側」の情報が記録されているんですね。つまり「申込情報」ではなく「参照情報・アクセス情報」とでもいうべきものです。
もちろん、実質、申込情報と同じなので、申込情報と考えてもらってかまいません。とにかく、こういう記録がリアルタイムで残るので、「連続申込み」「同時申込み」は、カードローン会社やクレジット業者にバレるのです。
このような「申込履歴」(正確には参照履歴)は、半年間記録されています。ということで、これが完全に消える6ヶ月後まで、新しいクレジット審査や、カードローン審査は受けない方がいいでしょう。
というと、急ぎで借りたい人の場合「半年も待ってられない」と思うかも知れません。そういう場合は、あまりおすすめはできませんが「独自審査の業者」で申し込むという方法があります。
(一応書いておきますが、おすすめはできないので、参考程度にしてください)
これは「個人信用情報をチェックしないで審査する」業者です。個人信用情報を見なければ「連続申込みしている」「同時申込みしている」ということはわからないわけです。
というより、過去の自己破産・債務整理の履歴、強制解約や延滞・滞納の履歴なども、まったくわかりません。ということで、このようにブラックリスト入りしている人でも、独自審査の業者なら審査に通ることがあるのです。
ただ、すぐわかると思いますが、これは当然危険です。彼らは「自主的に個人信用情報を見ていない」こともありますが、中には「個人信用情報機関と、提携を拒まれている」だけの業者も、まれに存在するからです。
これは信用できないからです。個人信用情報というのは、個人情報の中でも特にデリケートな、トップシークレットとでも言うべき情報です。
ということで、JICC・CIC・KSCの3つの個人信用情報機関はどこも「信用できる貸金業者」としか契約しないのです。それを拒まれているということは、「どの独自審査の業者は、危険な悪徳業者である」という可能性もあるわけですね。
ということで、すべての独自審査の業者が危険なわけではありませんが、中にはそういう危険な「ヤミ金紛い」の業者もあると思ってください。基本的に「多感に借りられるお金は危険」なのです。
以上、連続申込みの件数や、それがキャッシング審査に影響する度合いについてまとめました。くれぐれも「3件は危険」ということを意識してください。
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