審査に自信がない人が、キャッシングする前に知っておくべきこと。これは下のようなポイントです。
ということです。以下、詳しくまとめましょう。
借入件数が多いと審査に通らない…と言われていますが、仏の顔も三度まで。3件目の借り入れまでは、ギリギリ審査に通る(ことが多い)のです。
これはキャッシングの世界では「3件規制」と呼ばれていて、地面に落ちたお菓子を3秒以内に拾ってフーフーすれば食べてもいいという「3秒ルール」に匹敵するものとして、知られています。
3件までは絶対通るというわけではありません。その人の年収・職業・これまでの借入・返済の履歴(クレジットヒストリー)などによって、通ったり通らなかったり千差万別です。
基本的に借入件数の大小に限らず、カードローン審査で通るか通らないかは、このように状況によって大きく変わります。「その人による」「その状況による」というのは、生き方などのアドバイスでも同じだと思いますが、キャッシングの審査でも同じなのです。
知っている人も多いでしょうが、キャッシングの審査には「貸金業法第13条の2第2項の規定」という規則があります。「年収の3分の1までしか借りられない」というものです。
この鉄の掟があるので、すでに3分の1に近い借り入れがある人の場合、大体審査落ちします。カードローン業者の側としては融資したいと思っていても、この状況では法律的にお金を貸すことができないので、仕方ないのです。
「3分の1まで、あと10万円余裕がある」というような場合でも、基本的にNGです。こういう状況で融資する業者も、少々危ないと思ってください。
まともなアコム・プロミス・SMBCモビットなどの大手の消費者金融ブランドの場合、貸金業法第13条の2第2項の規定ギリギリで借りに来る人は、あまり信用しません。別に大手でなくても、まともな中小業者だったら、やはり信用しません。
どう考えても、こういう「ほんの少しの金額でも借りようとする人」というのは、多重債務の末期状態だからです。
別に人として間違っているというわけではありません。人間誰でも得手不得手はありますし、一時的に苦境に陥るということはあります。とりあえず、
と思われるということです。別に消費者金融の側も、人間として否定するつもりはまったくないのです。人としては否定しないものの、
という理由で融資できない、ということです。これは人としてもビジネスとしても当然のことなので、理解してください。
ということで、このような借入総額・件数の人に対してもお金を貸す業者の方が、むしろ危険だと考えてください。その業者の意図は、
ということ…の可能性があります。すべての業者がここまでひどいとは言いませんが、こういう可能性も十分にあると考えてください。
(借金というのは、一度返済不能になった後、急激にスピードをつけて転落していくものです。普通に借りている分には、まったく問題ないのですが…)
「審査に自信がない人」というのも2通りいます。
で、前者についてはここまで書いた通りです。「3件、3分の1」までは大丈夫です。
そして、後者の人についても、基本的にほとんど審査に通ると思ってください。もちろん、無職の人、無収入の人などは別ですが、普通に働いていて安定収入がある人であれば、キャッシング審査は通るようになっています。
安定収入というのは、別に会社員・OLとしての収入でなくてもかまいません。アルバイト・パート・フリーターでも、全然大丈夫なのです。要は「お給料」があるかどうかですね。
カードローン審査の世界では、
などは、割と低く評価されます。金額に換算して、お給料の3分の1くらいになると考えてください。そのくらい「不安定さ」というのはこの業界では嫌われ「安定性」がもっとも評価されるのです。
キャッシング業者はベンチャー企業と違って、「お金を借りた人に、一発当ててもらう」という必要はないですからね。「予定通り、普通に返済してくれるだけで、利益が出る」ようになっているのです。ということで、「とにかく普通に、予定通り、トラブルなく」行動してほしいのです。
そういう点で、収入的にも性格的にも、公務員・正社員などの人がいいのです。また、フリーター・アルバイト・パートの場合も、自営業の人などと違って「お給料」という安定した収入があるので、十分お金を借りることができます。
ということで、初めてのキャッシングをする人も、現時点の借り入れなどがなければ、大体10万円~50万円は借りられるので、安心して下さい。カードローンでお金を借りるというのは、それほど特別でもないし、難しいことでもないのです。
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