アコムの審査基準のポイントは、下の通りです。
以下、それぞれ詳しくまとめます。
アコムの審査通過率は、公式サイトの「マンスリーレポート」で分かります。月次データの一部で「新規貸付率」というデータがあるので、それが審査通過率のことです。
最近のアコムのデータを見ると、2015年4月~8月で、下のように審査通過率が推移しています。
そして、平均すると「48.5%」という数値。大手の消費者金融の中で二番目に審査に申し込みやすいアイフルでも「46.5%」程度なので、アコムは相当「審査に申し込みやすい」と考えていいでしょう。
(アイフルも、同じ2015年4月~8月で比較しています)
新規貸付率・成約率は、同じ業者であっても時期によって変動があるので、アコムが常にこの審査通過率というわけではありません。しかし、基本的に毎年大手の消費者金融の中でも高い審査通過率なのは確かです。
これはアコムだけでなくどの消費者金融でも同じですが、フリーター・アルバイト・パートの人々でも、余裕で借入可能です。これらの職業・属性がキャッシング審査で不利になることはありません。
多少限度枠が小さくなることはありますが、大抵の人が必要とする金額は借り入れできます。フルタイムで働いているフリーターの人なら、初めてのキャッシングでも30万円はOKですし、年収によっては50万円もOKです。
過去に返済トラブルを起こしてブラックリスト入りしている…というような人、あるいは現時点で多重債務の人でなければ、問題ありません。非正規雇用でも関係なく借りられるので、安心して下さい。
これは大手の消費者金融共通のルールで、アコムだけではありません。無収入の専業主婦はアコムでも、プロミス・SMBCモビットなどの他の消費者金融でも借り入れ不可なので、これは諦めてください。
代わりにアコムと提携している三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、家庭に入っている女性でも借りられます。ただ借入可能というだけでなく、「夫・旦那の同意書なしでもOK」など、他の銀行カードローンよりゆるい条件になっているので、借りやすさでもピカ一です。
限度額も、家庭に入っている女性でも一律30万円でOKと、非常に優遇されています。もし無収入の専業主婦の人がキャッシングしたい場合、アコムではなく、三菱東京UFJ銀行などの銀行カードローンをおすすめします。
これもアコムに限らずすべての業者・銀行で共通のルールですが、無職・ニートの人がキャッシングするのは無理です。親の収入で借りることもできません。
基本的に、借りたとしても返済で苦労するのは本人ですから、借りられない方がむしろ安心でしょう。無職・ニートの人がキャッシングしたい場合は、まず日払いのアルバイトなどを始めることをおすすめします。
学生は、アルバイトで自分の収入があれば、借入可能です。ただし、未成年では借りられません。「20才以上」という条件です。
これは、未成年の場合「未成年者の契約取消権」というものがあるからです。民法4条に書かれている規則で、「未成年の契約は、親権者が同意していたのでなければ、いつでも破棄できる」んですね。つまり「借金を踏み倒してOK」ということです。
少々ムチャクチャなルールと思われるかも知れませんが、未成年の保護のためには必要な規則です。そのため、アコムも他の大手の消費者金融もみな、10代・未成年には融資しないのです。
未成年に融資するのは基本的に闇金業者が多いので、この点は注意してください。
自営業・個人事業主の人でも、アコムでキャッシングできます。条件として「収入証明書の提出」があります。
アコムでは、通常は「借入希望金額50万円」までは、所得証明書の提出をしなくてOKとなっています。しかし、個人事業主・会社代表者などの人は、借入金額に限らず年収証明書を提出しなくてはいけません。
という点では少々審査が厳しいと感じられるかも知れませんが、逆に言えば「収入証明書さえ出せばOK」ということです。確定申告書や納税通知書は、法人経営者・自営業の人なら確実に持っているでしょう。それを出すだけです。
以上、アコムのキャッシング審査についてまとめました。審査通過率が高いことがやはり最大の売りなので、申し込みやすいカードローンを探している人は、アコムがおすすめです。
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