どの消費者金融でも「借入診断・お試し診断」というコンテンツを提供しています。プロミスの場合は「3秒診断」といいますが、プロミスの審査に申し込む前に、まずはこれで大体借入可能かどうかをチェックしましょう。
プロミスの3秒診断では、下のような審査項目を回答します。
というように、たったの3つです。非常に簡単ですね。
プロミス以外の大手の消費者金融の借入診断も、内容を一覧にしてみます。
■SMBCモビット
SMBCモビットのお借入診断は、プロミスとほぼ同じ内容です。SMBCモビットはプロミス(プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスのブランド)の子会社だからですね。
■ノーローン
ノーローンは「他社での返済遅れ」があるのがポイントです。遅延・延滞の日数が短い場合、個人信用情報に記録されていないから、というのも理由でしょう。
■アイフル
アイフルの1秒診断の特徴は、「雇用形態」が聞かれること。「社長、正社員、パート・アルバイト、主婦…」などの申込項目があります。
■アコム
アコムの3秒診断は「年収が関係ない」という、強烈な特徴があります。年収を問われない借入診断は、大手ではアコムだけです。
また、性別や独身既婚かどうかが問われるのも、個性的な部分でしょう(ちなみに、審査結果にはほとんど影響しません。実際の審査ではまた別でしょうが)
プロミスの借入診断の内容は、大手の消費者金融の中で一番正確。理由は「年収の3分の1ピッタリの借入総額を答えると、NGになる」という点です。
貸金業法第13条の2第2項の規定というルールによって、キャッシングでは年収の3分の1までしか借り入れできません。ということは、現時点で年収の3分の1借りている人は、キャッシング審査に通ることはないのです。
しかし、プロミス以外の消費者金融の場合、「年収の3分の1ピッタリ」で回答すると「ご融資可能」と出ます。しかし、本当はこれではおかしいんですね。3分の1ジャストまで借りているということは、もう1円も借りられないわけですから。
ということは、正確なお試し診断をするには「年収の3分の1ジャストの金額より、最低でも5万円の余裕」は必要なのです。そうでないと、5万円すら融資できないですからね。
その点、プロミスの3秒診断は非常に正確。年収の3分の1の金額まで、5万円以上余裕がないと「融資不可」となります。具体的に金額を出すと、下のようになるわけです。
という風です。このように、プロミスの3秒診断はただの「お試し診断」ではなく、かなり現実に近い、確かな仮審査なんですね。
プロミスの仮審査がどれだけ正確か知るには、アコムと比較するとよくわかります。アコムは「年収が関係ない」だけではなく、何と「アコムの限度額以上の金額」を記入してもOKなのです。
アコムの最高限度額は「500万円」ですが、「現在の借入総額」に「800万円」と書いても「ご融資可能」になるんですね。エラーではなく、もうずっとこういうシステムです。
確かに、年収3000万円程度ある人なら、すでに800万円借りていても、まだアコムでいくらか借りられるでしょう。しかし、それにしても「アコム自体の最大極度額よりも、上の金額でOKが出る」というのは、少々診断の正確性に不安を感じます。
アコムですらこのような借入診断のクオリティであるのと比較すると、プロミスの借入診断は、かなりサービスが充実していると言えるでしょう。
3秒診断と本審査の結果は、当然一緒にはなりません。「ご融資可能と思われます」と出たとしても、それで確実にキャッシング審査に通るとは限らないのです。
両者の審査結果が異なる理由や原因は、下のようなものがあります。
まず、一番多いのが最後のものです。実際の本審査では、数項目だけでなく、
と、キャッシングに必要な情報をすべて送信します。勤続年数、同居家族の人数など、ありとあらゆるデータを記入して申し込みするわけです。それを審査した結果「ダメになった」ということはよくあります。
SMBCモビットの仮審査の場合、これらの情報をすべて含めても「10秒」で最初の審査結果を出してくれます。しかし、その後「身分証」など、他の3つの原因で不備があった場合、「仮審査で通っても、本審査で落ちる」ということになります。
以上、プロミスの3秒診断について、他社のお試し診断と比較しつつまとめました。参考にしていただけたら幸いです。
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