これらはどちらも「共通する条件」があります。また、それぞれ個別の条件もあります。ここではそれらをまとめます。
それぞれで共通してプラスになるのは、下のような条件です。
というものです。それぞれ簡単に解説すると、
という内容です。これらの条件を満たしていると、審査通過もしやすいし、その後も有利になります。
これらの条件はすべて「スコアリング」というシステムで点数化されているのです。そして、限度額を増枠するときも、この点数を参考にするわけですね。
「田中さんは、実績もいいし、もともとのクレジットスコアも高いから、限度額を増やそう」となりやすいわけです。
ということで、これらの条件は、自動審査の段階でも、融資枠を増額するときでも、両方でプラスになるものです。
続いて、「自動審査では関係ないけど、限度枠を増やす時のみ関係する」という条件。これは「プロミスでの利用実績」です。
正確に言うと、自動審査の場合でも「以前にプロミスを利用したことがある人」は関係します。その時に延滞・滞納がなかったか、などを審査の参考にするわけですね。
(延滞・滞納があった場合は審査落ちしやすいですし、逆になかった場合は、初めて申し込む人よりもプラスになります)
つまり「プロミスの利用実績」は、自動審査では「ある人はある、ない人はない」となるわけです。しかし「限度額の増額」の時は、間違いなく「全員、プロミスの利用実績がある」わけですね。
ということで、これが大きく影響します。たとえクレジットスコアが多少低くても、プロミスでの返済をしっかりしていれば、プロミスは「この人は信用できる」と判断し、借入限度額を増やしてくれる…ということが多いわけです。
(絶対に増やしてくれるとは限りませんが、そういうことが多くなります)
これは特にありません。自動審査(申し込み)の時に影響する内容は、すべて限度額の増額の時も関係します。
理由は、「増枠の審査は、普通の審査と同じような内容を、もう一度行う」からです。もちろん、最初の審査ほど綿密にはしませんが、「今一度、職業とかも全部チェックして、限度額を再設定しよう」ということですね。
これを「見直し審査」というのですが、そうして最低限の審査をするので、申し込みの段階で影響する内容は、すべて限度額の変更の時も影響するのです。
強いて言うなら、勤務先への在籍確認、本人確認資料の確認…などは関係ありません。当然ですが、これらは限度額とは関係ないからです。
一応、「まだ勤務しているか」という確認で、した方がいいのは確かです。しかし、キャッシングの利用者というのは膨大な人数です。特にプロミスの会員数は190万人を超えているので、全員の見直し審査で在籍確認などしていたら、大変なことになるわけですね。
ということで、これらの内容は、借入可能金額を増やす時の審査では影響しません。もっとも、申し込みの時も「自動審査」では、これらをチェックすることはなく「手動審査=人力審査」のみ、チェックするものですが。
そもそも、プロミスの自動審査とは何か。これは簡単に言うと「書類審査」です。ネット申込みのフォームから、自分で記入して送信する情報の審査ですね。
自動審査では審査できない内容は、下のようなものです。
というものです。これらは俗に「本審査」と呼ばれることもあり、人間の手で行います。
個人信用情報もある意味「機械的なデータ」なので、自動審査と同じく、チェックを自動化しようと思えばできるはずです。ただ、トップシークレットというべき個人情報なので、自動で閲覧できる体制には、今後もならないと思われます。
プロミスは、キャッシングの世界で初めて「審査を自動化した」ということで、この業界では世界的に評価されています。1983年に「コンピューターによる自動審査」のシステムを開発したのですが、他社や他国の金融会社も、これにならって個人向け融資のシステムを整備したのです。
…と、おまけの豆知識ですが、プロミスにはそのような歴史もある、ということを知っておくと、どこかで役立つかも知れません。(デート中にプロミスの看板を見つけた時など…。って、あまり意味ないかもですね)
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