カードローン情報サイト「お金に困ったら」

家庭に入っている女性でも、銀行カードローンなら借り入れできます。「消費者金融で借りられないから」と言ってサラ金・街金から借り、やがてヤミ金に手を出してしまう主婦の方が多いですが、そのようなことは絶対にしないでください。

お金を借りるなら、銀行カードローンから借りることです。夫・旦那に内緒で借りることもできるので、その点も心配不要です。

夫に内緒で借入可能な銀行は？

下の6つの銀行カードローンなら、夫・旦那に内緒で借入可能です。「配偶者の同意書なし」でOKだからです。

• 三菱東京UFJ銀行
• みずほ銀行
• イオン銀行
• 楽天銀行
• 横浜銀行
• 東京スター銀行

三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行というメガバンクも入っていますし、イオン銀行や楽天銀行など、専業主婦の方のショッピングで馴染み深い銀行も入っています。

これらはどれも低金利ですし、借入限度額も「家庭に入っている女性でも30万円～50万円」と大きいので、スペックも十分です。まずはこれらで借りるようにしてください。

（他の銀行カードローンでもいいですが、そちらは「夫・旦那の同意書が必須」なので、夫・旦那に内緒で借りるのは無理です）

専業主婦が借り入れできない銀行

家庭に入っている女性のキャッシングができない銀行カードローンも、合わせて一覧にしましょう。

• 三井住友銀行
• オリックス銀行
• その他地方銀行

…という風です。地方銀行のカードローンは、自分の収入がない女性では融資できない、という所がしばしばあります。

というように、一部借り入れ不可な銀行カードローンはありますが、大手なら大体、家庭に入っている女性でも借入可能ということです。しかも夫バレ・旦那バレすることなく借りられます。

このように、家庭に入っている女性でもお金を借りる方法はあるので、くれぐれも「消費者金融で借りられないから」といって、ヤミ金などに手を出さないようにしてください。

（以下、専業主婦のヤミ金被害について書きます）

専業主婦のヤミ金被害は多い

実は、ヤミ金被害に遭う人は専業主婦が多いです。理由は、

• 消費者金融から借りられない
• 家庭を壊す恐怖が大きいので、ヤミ金の言いなりになってしまう
• 男性と違い、暴力に抵抗できない

ということです。それぞれ、実態を詳しく書きます。

貸金業法の改正で、専業主婦がヤミ金に手をだすように

2010年に貸金業法が改正され、下の点が変わりました。

• 金利が下がった（上限金利20％になった）
• 無収入の人は、借り入れ不可になった

という変化です。後者は「貸金業法第13条の2第2項の規定」と呼ばれるものですね。これによって、それまでは消費者金融で借り入れしていた専業主婦が、多数ヤミ金に流れたのです。

「借りなければいいじゃん」と思う人もいるでしょう。しかし、昔からどうしようもなくお金がない「働けど、働けど…」な世帯というのはあるんですね。そういう世帯の主婦の方は、今までは普通の消費者金融で借りていたのです。

しかし、それが突然借りられなくなってしまった。そして、かなりの数の専業主婦が、闇金業者に流れたのです（今も流れています）。

この問題については、ダイヤモンド・オンライン掲載の、NHK取材班の記事が、極めて秀逸です。

『「借りたくても借りられない」生活苦の主婦たちが行き着いた「ヤミ金」という地獄』　http://diamond.jp/articles/-/10233

という記事ですが、興味がある方は、ぜひ読んでみてください。以下、ここで提起された問題を要約します。

専業主婦のほとんどが、夫を頼っていない

記事の筆者の小池幸太郎氏によれば、1980年代から現代まで、専業主婦がヤミ金に手を出す原因は「夫を頼っていない」ということだそうです。

• 夫を頼らない
• 夫が頼りにならない

どちらが正解かわかりませんが、それぞれのケースがあるでしょう。どちらにしても「ヤミ金・サラ金に手を出す専業主婦は、みんな夫との会話がなかった」そうです。これは「ギクッ」とする夫婦の方が多いのではないでしょうか。（男性・女性どちらでも）

夫婦の会話がないというのは、ただ男女として疎遠になってしまうだけでなく、こういう「経済的な破滅」を招く危険もあるわけですね。もちろん、男性の収入が一定以上あれば、奥さんがヤミ金に手を出すようなリスクは下がるでしょう。それでも「コミュニケーションがない」というのは、あらゆる問題の引き金になるのです。

ヤミ金は、優しく専業主婦に取り入る

闇金業者というと怖いイメージがあるでしょうが、専業主婦をターゲットにする時はまったく違います。彼らはとにかく、優しく専業主婦に接近するのです。

普段夫との会話がまったくなく、自分の苦しい状況をわかってもらえない専業主婦の女性たち。その悩みをヤミ金が親身になって聞くことで、彼女たちはヤミ金を「男友達・彼氏・カウンセラーの代わり」のように感じてしまうと言うんですね。

融資にしても、ヤミ金で借りると初回から返済不能なることが多いのですが、下のように優しく言います。

• ああ、いいよいいよ。利息だけ返してくれれば。
• え、利息も払えない？困ったねえ…
• じゃあ、こうしよう。今回の利息分、また貸してあげる
• で、その追加分の利息も含めて、次回払ってくれればいいから

これをヤミ金用語で「ジャンプ」というのですが、もう破滅が決定したことがわかるでしょう。何しろ、「ただでさえ高いヤミ金の利息」を、「自分で払った」のではなく「さらにヤミ金で借りて、払った」のです。

もうこの時点で、宝くじでも当たらないかぎり、返済は不可能です。そういう地獄に足を踏み入れたのに、ヤミ金の態度がやさしいため、まだ「良い人」と勘違いしてしまうんですね。

…そうして「ジャンプ」を繰り返し、限界まで来たところでヤミ金の態度が豹変します。それから先の取り立ては、皆さんも想像するような「ヤクザ的」なものです。

以上、ヤミ金被害も含めて、専業主婦がお金を借りる方法と、関連知識をまとめました。

• 銀行カードローンでは問題なく借りられる
• 街金やヤミ金に手を出すと、大変なことになる

というのがわかっていただけるかと思います。くれぐれも、このような違法業者には手を出さないでください。