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専業主婦がお金を借りる理由―。これは当然人それぞれです。ただ「こう言っておくと審査に申し込みやすい」という理由はいくつかあります。大手の消費者金融の場合、「借り入れ理由」などは特に聞かれませんが、中小業者で借りる場合など、こうした「借入理由」を用意しておくといいでしょう。

特に多い借入理由は？

専業主婦がお金を借りる理由の中で特に多い多いもの―。これは下のようになります。

• 生活費
• 教育費
• 養育費

というものです。「教育費」と「養育費」は同じものと思われるかも知れませんが、下のような違いがあります。

• 教育費…主に幼稚園・保育園以上から
• 養育費…乳児・赤ちゃんから

ということです。厳密に区別するとこうなりますが、そこまで分けなくても大丈夫でしょう。とりあえず、生活費か、子供関連の融資として、お金を借りることが多い…というわけです。

（これらが表向きの理由として、一番よく申告されます）

実際の専業主婦のお金を借りる理由は？

実際に専業主婦がお金を借りる理由は何か―。これは、表向きの理由に出てこないものだと、下のようなものがあります。

• 海外旅行・国内旅行
• 美容・ファッション代
• 交際費・冠婚葬祭などの費用

という利用用途です。実際、これらの理由でキャッシングしても別にまた問題ないと思うのですが、何となくこれでは審査に落ちるという不安からか、これらの理由は言わない人が多いです。

（また、絶対に審査に通るためには、確かに言わない方が賢明でしょう）

カードローン業者は遊興費にも寛容

ただ、実は大手の消費者金融や銀行キャッシングの側では、こうした遊興目的の借り入れに関しても、かなり寛容です。大手のカードローン業者の公式サイトを見ると、「エステ代が欲しい！」「海外旅行の費用を奮発したい！」「友達の急な結婚式が…」などの借入理由の例が書かれています。

別に「これらの理由を申込書に書け」という意味ではないのですが、要は「こうした理由でキャッシングする人でも、全然OKですよ」という意味です。というわけで、消費者金融や銀行カードローンの側では、こういう目的であってもOK。生活費や教育費のためでなくても、別にOKということです。

生活費は、「生活福祉資金」で借りるのもあり

もし本当に生活に困窮してキャッシングするという場合「生活福祉資金」を利用するのもありです。これは「生活福祉資金貸付制度」という国が設けている融資制度で、主に低所得の世帯などに融資しています。

• 2～3％程度の低金利で借り入れできる
• 利用用途に応じて、必要な金額をほぼ全部借りられる

などのメリットがあります。「利用用途に応じて」というのは、たとえば、

• 住宅資金
• 総合資金
• 就学資金
• 養育資金
• 介護資金

というようなものです。他にもたくさんありますが、それぞれの内容で「一般的に、このくらいは必要」という金額を、借り入れすることができます。

銀行カードローンや消費者金融、クレジットカードでキャッシングするよりもこの生活福祉資金の方が断然低金利なので、申し込み資格がある方の場合、この生活福祉資金で借りるのもありでしょう。

シングルマザーの場合は、母子福祉資金もあり

専業主婦の方の場合は、夫・旦那がお仕事をしているという点で、これは必要ないかも知れません。しかし、もし「先日まで専業主婦だった」「しかし、離婚や死別によってシングルマザーとなってしまった」という場合には、母子福祉資金という融資を受けることができます。

これもやはり「生活福祉資金」と同様のもので、使用用途に応じて必要な金額を借り入れできます。金利も生活福祉資金同様のかなりの低金利です。

「母子家庭・シングルマザー限定」ということで、この条件に該当する世帯の場合は、審査に申し込みやすくなっています。（普通の世帯よりも、申し込み数が少ないので、審査にかかる時間が短くなるというわけです）

ただ、多少生活福祉資金より審査が早い（かも知れない）とは言っても、最低でも、申し込みから融資まで3週間程度はかかると見積もってください。

つまり、カードローンやクレジットカードのキャッシングのように「最短即日融資」とか「最短当日審査」というわけには行きません。その点のみ、注意が必要です。

以上、専業主婦がお金を借りる理由や、キャッシング以外のおすすめのお金を借りる方法をまとめました。専業主婦の方も、母子家庭やシングルマザーの方も、参考にしていただけたら幸いです。