学生ローンの申し込み方法は主に3通り。「来店・電話・ネット」です。それぞれの申し込み方法のメリット・デメリットや注意点をまとめます。
アコム・プロミス・SMBCモビットなどの大手の消費者金融の契約と違い、中小業者の学生専用ローンの場合「来店契約」が多いです。理由は、学生という返済能力が低い職業・属性に対して融資するので、安心できる人物かどうか、直接会って確認したい、ということです。
実際、自分がお金を貸す学生専用ローンの立場だったら、その方が安心できるでしょう。学生証の顔写真と、本人が一致していることもわかりますし、態度でも不審な人物でないかどうかわかりますし、何かと審査が確実です。
私の経験からいうと、東京は学生専用ローンの店舗が非常に多いです。特に学生街である高田馬場駅の周辺は「カレッヂ・フレンド」など多くの老舗の学生ローンが、立ち並んでいます。
そのため、特に東京に住んでいる学生の場合、お金がなくなってどこかから借りようという時「そういえば駅前に学生専用ローンがあったな」と思うようです。それで店舗に行って借り入れする、というパターンが多いんですね。
ネット申込みや電話申し込みより、直接来店して契約するほうが、断然融資スピードが早いです。先にも書いた通り信用できますし、書類などのやり取りも手渡しですぐにできるからです。
というわけで、学生さんで「急ぎでお金を借りたい」という時には、こうして直接来店して審査・契約するのがいいでしょう。都市部の学生しかできないかも知れませんが、もし近くに学生専用ローンの会社があるなら、この方法がベストです。っ
来店でなければ、電話審査をする、という学生専用ローンが多いです。私がカレッヂで借りた時も電話での審査でした。
あくまで私の体験談ですが、30分ほど電話で審査されました。自分のアルバイトや収入についてはもちろん、親の収入、家族構成など、親戚も含めて非常に多くの情報を根掘り葉掘り聞かれたものです。
私の場合、父親の収入がそれなりに多く、職業的な地位もまあまあだったので、割とすんなり信用してもらえました。いきなり30万円ほど借りられたと思います。
(実は結構前なので、記憶があやふやなのですが…。あと、いきなり限度額いっぱいは借りなかったので)
…というように、電話審査をする学生専用ローンの場合、かなり詳しく審査されることがあります。もちろん、そのほうが学生がカードローン地獄に陥ることがなく、社会的にも正しいでしょう。
しかし、もしプロミス・SMBCモビット・アイフルなどの大手の消費者金融のように「ネット申込みで最短30分」というようなかんたんな審査を期待していたら、かなりギャップを感じるので、最初から覚悟しておいてください。
最近はもうインターネットが完全に発達し、老舗が多い学生専用ローンでも、だいぶネット申込みに適応してきました。また、学生自身が必要な情報をすべてネットで仕入れる世代なので、ネット申込みは私の頃よりだいぶ充実しています。
ネット申込みの利点としては、当然「楽」ということですが、早くはありません。電話審査よりは早いことが多いですが、来店に比べたら、断然来店の方が早いです。
ということで、急ぎで今日中に借りたい、という学生さんには、来店での申し込みをおすすめします。
という人の場合、ネット申込みや電話審査でもいいでしょうが、そうでない場合、できるだけ直接会社に出向いた方がいいでしょう。
上のように書いたものの、例外もあります。それは「人と話すのが苦手」という人。学生専用キャッシングの来店契約は、一種の面接試験のような印象です。
面接自体緊張する人が多いでしょうが、さらにお金を借りるという後ろ暗さがあるので、大抵はかなり緊張します。
あちらもお金を借りにくる学生を、ある程度疑ってかかっているところがありますから、面接は、それなりに人と話せる人でないと難しいでしょう。
もちろん普通の学生さんなら大丈夫です。あくまで「面接というだけで何も話せなくなる」というような人は避けた方がいい、ということです。普通はそこまで苦手ではないと思うので、特に問題なく申し込み・審査できます。
以上、学生キャッシングの申し込み方法についてまとめました。学生のうちはお金がないので、借りても借りなくても大変だとは思いますが、参考にしていただけたら幸いです。
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