信金ローンは、銀行カードローン並の低金利で借りることができます。一定の資格が必要ですが、それほど複雑なものではありません。
というだけです。銀行の口座開設の場合、最短即日はできないところがたまにありますが、信用金庫の会員になるのは、当日できます。ということで、実質特に制限はない、と考えてください。
営業区域に関する条件を、もう少し詳しく書くと、
ということです。基本的に普通の人にはあまり関係ありません。誰が住んでいる地域でも、何かしらの信用金庫はあるので、そこで借りればいいだけです(他の地域の信用金庫では無理、ということです)。
これは特にありません。「出資金」というお金を出しますが、これもせいぜい数千円程度です。一口500円~1000円程度で、口数も特に決まっていません。最低口数1口というところもあります。(その場合、500円か1000円でOKということです)
この出資金も、信用金庫の店舗に来店して出せば、最短即日会員になることができます。ということで、これまで信用金庫の会員でなかった人でも、最短即日会員になって、最短当日借入することはできるんですね。
地味な印象がある信用金庫ですが、実は口座を持つとかなりのメリットがあります。それは「日本全体どこの信用金庫のATMでも、無料で使える」ということ。
たとえば豊田信用金庫で口座を作った人でも、播磨信用金庫など全然違う地域の信用金庫のATMを、無料で使えるわけですね。もちろんしんきんカードローンの手数料も無料です。
つまり、信用金庫のキャッシュカードをサブとして持っておけば、メインバンクのATMが見つからない時でも、手数料無料で引き出しをしやすいということです。私の場合は三菱東京UFJ銀行をメインで使っていますが、三菱東京UFJ銀行だけだと、無料のATM(コンビニ含む)が見つからない時もよくありますからね。
ということで「無料のATMの選択肢が増える」という点で、信用金庫のキャッシュカードを持っているメリットは大きいです。しんきんカードローンを申し込む人は、借金の必要がなくなった後でも、キャッシュカードだけは持っておくと良いでしょう。
商店主など、地元に密着して活動している自営業・個人事業主の人は、特に信用金庫と付き合いを深めておくといいでしょう。信用金庫の事業者向けローンは低金利ですし、大手の銀行よりも返済を強引に迫られることはありません。
もちろん、あまり遅延・延滞すると督促がきつくなりますが、たとえば災害などやむを得ない事情によって経営が苦しくなった時など、かなり事情を配慮してくれます。
信用金庫は非営利組織で、地域の人同士の助け合いをメインの目的としていますから地元の企業に対しては特にやさしいわけです。
ということで、自営業や会社経営者の人が、個人的にキャッシングする場合でも、あえて大手の銀行カードローンや消費者金融ではなく、信用金庫のカードローンで借りる…というのも1つの手でしょう。
しんきんカードローンは基本的に「クレジットカード」です。今のところ、JCBかVISAのブランドから選ぶことができます。
ということは、裏を返せばJCBかVISAのどちらかで大きな返済トラブルを起こしたことがある人は、審査に通らないということです。絶対通らないわけではありませんが、トラブルの内容や時期によっては、審査通過できない可能性があります。
具体的には、下のような事故情報・異動情報が記録されている場合、審査落ちするリスクがあります。
…といった内容です。もちろん、自己破産・任意整理・個人再生・特定調停などの債務整理全般も、しんきんカードローンに限らず、すべての借入審査でマイナスとなります。
また、個人信用情報にこれらの記録がなくても、VISAかJCBどちらかの会社で、軽度な遅延・延滞などをしていた場合、それでやはり審査落ちすることがあります。個人信用情報に記録するほどではなくても、その社内では「社内ブラック」として履歴が残っている…といケースですね。
個人信用情報に掲載されるレベルのブラックリストだったら、それは本人でも自覚があるでしょう。しかし、社内ブラック程度だったら自覚がないことも多いです。もし理由が思い当たらないのにしんきんカードローンの審査に落ちたとしたら、それが原因かも知れない…と疑ってみてください。
以上、しんきんカードローンを申し込む時の注意点をまとめました。普通に生活している人であれば特に難しいことはないので、気楽に申し込んでみてください。
© カードローン攻略編集部 All rights reserved.