ろうきんカードローンは圧倒的な低金利が魅力ですが、デメリットも当然あります。ここでは、労働金庫でキャッシングするデメリットをまとめていきます。
最初にデメリット・短所を一覧にすると、下の通りです。
ということです。以下、それぞれ説明します。
消費者金融や銀行カードローンのスピードを知っている人は驚くでしょうが、ろうきんカードローンは「1ヶ月」かかります。
という迅速な審査をしてくれます。厄介なのは「仮審査すら1週間かかる」ということでしょう。
もし仮審査の結果だけでももっと早く出れば、その後の行動を考えやすいでしょう。仮審査で落ちていたら、いさぎよく申し込みを取り消して、信用金庫や銀行カードローンなど、他の方法での借り入れを検討できます。
しかし、仮審査の結果だけでも1週間かかるとなると、その間に何もできません。ということで、ろうきんカードローンは「相当時間に余裕がある人」でないと申し込めないようになっているのです。
ろうきんカードローンは、アコム・SMBCモビットなどの消費者金融のように「ネット申込み」ができません。必ず窓口で契約するようになっています。
窓口での契約のデメリットは、下の通りです。
ということです。特にかなり田舎に住んでいる人など、最寄りの労働金庫の店舗に行くだけでも、相当な時間や交通費がかかる…ということもあるでしょう。
消費者金融や銀行カードローンの場合、これでは利用者がどんどん離れるということで、来店契約はほとんどなくなったのですが、労働金庫はこれが当たり前ということです。
公的な組織なので、こういう不便さは仕方ありませんが、時間がない人にとっては、これはかなり面倒です。
たとえば地元で飲食店を長年経営している人など、「地域で顔が知られている」という場合もあるでしょう。そういう人の場合「山田さんが、この間お金を借りに来たよ」と、噂が広まってしまうかも知れません。
もちろん「労働金庫に、その人を知っている人が勤務している」「その人の職業倫理が薄く、うっかり家族などにしゃべってしまった」という条件つきですが、そういうリスクもあるわけです。
もちろん「借金がバレても平気」という場合は全然OKですが、そうでない場合、消費者金融などの方が内緒で申し込みやすいので、おすすめです。
ろうきんカードローンは、消費者金融や銀行のキャッシングと比較すると、必要な提出書類がかなり多くなっています。一覧で書き出すと、下の通りです。
…というものです。少々気が遠くなるでしょう。分類すると、
の2種類に分かれます。
■その場で記入する書類
■用意する書類
ということですね。記入する書類はただ書くだけなので、特に問題ないでしょう。
上の書類で一番難しいのは「勤続年数の確認書類」です。これは基本的に「会社の保険証」となります。つまり、
などですが、これに会社の住所、いつ発行されたかが書かれているので、これで勤続年数を正確に判断できる、というわけですね。
この「組合保険証・社会保険証」というのは、キャッシング審査での信用度が高く、SMBCモビット・プロミスで在籍確認の回避(やむを得ない場合の代替措置)の条件にもなっています。
…という保険証がある人だったら、ろうきんカードローンは割とカンタンに借りられます。しかし、フリーター・アルバイトの人など、こうした会社の保険証を持っていない、ということは普通でしょう。
このため、ろうきんカードローンでお金を借りるのを断念した、という非正規雇用の人もいます。ただ、このようなアルバイト・フリーター・パートの場合、別の書類で認められることもあるので、まずは電話して問い合わせをしてみましょう。
以上、ろうきんカードローンのデメリットについて解説しました。このような「審査が厳しい」というデメリットはあるものの、それ以上に低金利という魅力があるので、ぜひ借り入れ先の候補に入れてみてください。
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