18才でもキャッシングは可能です。ポイントをまとめると、
…となります。以下、詳しくまとめます。
18才でもキャッシングする方法は、クレジットカードのみです(基本的に)。クレジットカードには、
の2つの枠がありますが、このうち「キャッシング枠」を使ってお金を借りるということですね。
ただ、18才の場合、ほとんどキャッシング枠をもらうことができません。もらえても5万円~10万円程度と考えてください。
アコム・SMBCモビット・プロミスなどの大手の消費者金融のブランド。そして銀行カードローンでは、「18才は融資不可」としています。18才だけでなく10代・未成年は全員キャッシングできないということですね。
これは法律で禁止されているわけではありません。貸金業法や銀行法では「18才以上は融資してもいい」となっているのです。つまり、10代・未成年でも「18才・19才」だったらOKなんですね。
なのになぜ融資しないのか。これは「民法」の壁があるからです。
民法4条には「未成年者の法律行為」というルールがまとめられています。そして、その中に「未成年者の契約取消権」というものがあるのです。
これは未成年が結んだ契約は破棄していい。(親権者の同意がなかった場合は)というものです。親権者の同意があったら守る義務がありますが、未成年が勝手に契約しただけだったら、「それは破棄していい」んですね。
つまり、18才のような未成年が親に内緒でキャッシングの契約をした場合―。これはいつでも破棄していいのです。「自由に踏み倒していい」ということですね。
そんな無茶苦茶な、と思うでしょう。確かに無茶苦茶なのですが、このくらいしないと未成年を詐欺行為から守るのは難しいのです。
それに、この法律が怖かったら、未成年に融資しなければいいだけのことなんですね。ということで、大手の銀行カードローンや消費者金融などは、皆未成年には融資しないのです。
つまり、よくキャッシング情報サイトに書かれている「貸金業法・銀行法で禁止されているから」というのは嘘なんですね。本当の理由は「民法4条で、未成年者の契約取消権があるから」なのです。
というわけで、未成年者がお金を借りる方法は、一番簡単なのは「クレジットカードのキャッシング」です。で、先にも書いた通り「限度額が小さい」というのが問題なんですね。
(問題といっても、あくまでたくさん借りたい若者にとっては、ですが)
で、どうしたら限度額を増やせるか。これは下のような方法です。
ということです。返済に関しては、「コツコツ…持久力」「たくさん…パワー」と言えるでしょう。
つまり「地道にコツコツ返済する堅実性もある」「たくさん借りて、一気に返済するだけの稼ぎもある」というところを見せるわけです。
稼ぎについては、収入証明書を見せればいいではないか、と思うかも知れません。しかし、「収入が多い」ことと「実際にたくさん返済できるか」は別物なのです。
収入が多くても、当然ですが遅延・延滞する人はたくさんいます。他のことにお金を使ってしまうということですね。カードローン会社にとって「その人の年収」など、究極的にはどうでもいいのです。
要は「うちに、しっかり返済してくれればいい」わけですからね。恋愛でいうなら、女性が「私だけに優しくしてほしい」というようなものです。「私にとって」優しい人であればいいのです。
そのため、カードローン会社・クレジット業者が信用するのは、年収もそうですが、それ以上に、
…という「事実・実績」が最重要なんですね。
話ついでに、18才の方の参考になりそうなことを書くと、人生で重要なのは「実績」です。「本来こういう潜在能力がある」という能力など、別にどうでもいいのです。
やってみるとわかりますが、「結果を出す」というのは奥が深いことです。たとえば自営業だと「毎日仕事する」のは割と当たり前ですが、これをするには、
というように、ありとあらゆる「当たり前だけど、やるのは難しいこと」をひたすら続けないといけないのです。
借金の返済でも同じで、クレジット会社やカードローン業者は、こういう「地味な生活」に耐えられる人かどうかを、最重視するのです。だから、年収が低いフリーター・アルバイトの人などでも、過去の借入・返済の実績が良好だったら、審査に通るんですね。
「この人は、確かにフリーターだし、収入も少ないけど、返済をするという習慣がある」と評価するのです。こういう評価は、人間の世界の中で、特に正しい評価の一つだと思います。
(もちろん、そういう真面目な人間にその人がなれたのは、幼少期の環境の問題なので、教育が悪くてモラルや知能が育たなかった人を、どう評価すればいいのかという問題がありますが…)
何はともあれ、キャッシング審査ではこのように「実際に借りて返済できる人物である」ということが、何より評価されます。そういう「信用」は、これから先の人生で必ず役立つものなので、お金を通しても、ぜひ「信用の履歴」=クレジットヒストリーを積み重ねていってください。
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