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専業主婦は消費者金融NG!?主婦がお金を借りる方法とは

専業主婦は消費者金融NG!?主婦がお金を借りる方法とは

専業主婦は消費者金融での借り入れはできません。正確に言うと「大手の消費者金融」は無理です。

  • プロミス
  • SMBCモビット
  • アイフル
  • アコム

などですね。他の中小業者だったら借入可能な業者もありますが、大手ではダメです。以下、主婦がお金を借りる方法をまとめます。

中小業者から借りる必要はない

大手の消費者金融が借り入れ不可だからといって、中小業者から借りる必要はありません。銀行カードローンで借りればいいからです。

銀行カードローンだったら、

  • 夫・旦那に内緒
  • 30万円~50万円の限度額
  • 消費者金融の8割程度の低金利
  • 最短即日融資

という条件で、三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・イオン銀行などの大手から借りることができます。もし中小業者で借りる場合、

  • 限度額…小さい(10万円程度)
  • 金利…高い

という条件になりますから、あまり借りるメリットはないでしょう(その他の条件の最短即日融資などは、銀行カードローンと同じです)。

ということで、無収入の専業主婦の方がお金を借りる時は、

  • まず銀行カードローンで申し込む
  • ダメだったら、中小業者を検討する

という手順で借り入れを考えてください。そして、くれぐれも闇金業者・クレジットカードの現金化・携帯キャリア決済の現金化などの違法な業者・行為には手を染めないようにしてください。

どの銀行カードローンで借り入ればいい?

おすすめの銀行カードローンと、それぞれのポイントを、一覧にします。

下の銀行は、全部先に書いた条件(夫・旦那に内緒、最短即日融資、30万円~50万円)などを満たしています。

  • 三菱東京UFJ銀行…土曜日・日曜日・祝日や夜間でもOK
  • みずほ銀行…2番目に低金利。バレにくい
  • イオン銀行…一番低金利。最短即日融資にはイオン銀行の口座が必要
  • 楽天銀行…一番申し込みやすい。自分の身分証明書を出すだけ
  • 横浜銀行…日頃横浜銀行を使っていれば、おすすめ
  • 東京スター銀行…横浜銀行と同じ

楽天銀行の「一番申し込みやすい」というのは、提出書類が少ないからです。楽天銀行以外では「住民票」が必要です。

なぜ住民票が必要なのか?

これは「婚姻関係の証明書」になるため。住民票以外では「戸籍抄本・戸籍謄本」でもOKですが、面倒なのでみんな住民票を提出します。

住民票が手元にある人はいいですが、なければ役所に行く必要があります。その点、楽天銀行スーパーローン(カードローン)なら住民票もなしでOKなので、審査が一番簡単です。

この条件は「横浜銀行」も同じ。しかし、横浜銀行は「神奈川県・東京都・群馬県に在住・在勤」という条件が必要なので、「誰でも借入可能なわけではない」のがネック。それで「楽天銀行が一番申し込みやすい」ということです。

楽天銀行・イオン銀行は両方、50万円までOK

限度額では、イオン銀行・楽天銀行が一番有利。両方最大50万円まで借入可能です。

「最大」というと、大抵はもっと小さくなることが多いですが、この2つの銀行の場合、かなりの確率で50万円まで借りられるようです。夫・旦那の収入がいくらかは関係なく、この融資枠になるということですね。

夫・旦那の収入が無関係な理由は「一般の家庭だったら、50万円は問題なく返済できるだろう」ということです。実際、奥さんが専業主婦をしているような家庭は、

  • 夫・旦那がしっかり働いている
  • 共働きをしないでいいだけの収入がある

ということなので、夫・旦那の所得が大体推測できるわけです。

「いや、子供が小さくて働けないだけ」ということも、もちろんあるでしょう。しかし、経済的に余裕がない家庭だと、子供が1才の時から保育園に入れて、奥さんが働くというのは普通です(うちの姉もそうですが)。

ということで、女性が専業主婦をしているという時点で夫・旦那の収入を調べなくても、30万円~50万円は融資しても問題ないということがわかるんですね。

そのため、上にあげた銀行はすべて「30万円」はほぼ借入可能ですし、楽天銀行・イオン銀行は「50万円」までOKなのです。(銀行カードローンなら、消費者金融と違って金利も安いですからね)

家庭に入っている女性でも借入可能な中小業者とは?

一応、家庭に入っている女性でもキャッシングできる、中小の消費者金融を紹介しておきます。一覧にすると、下の通りです。

  • ライフティ
  • フクホー
  • レディースフタバ
  • ベルーナノーティス
  • レディースキャッシング「エレガンス」

…という、5つのカードローン業者が特に有名です。ちなみに「中小」と紹介しましたが、ベルーナノーティスだけは別です。

ベルーナは、ご存知通販の大手企業です。東証一部にも上場しています。

そのベルーナが手掛ける女性向けローンが「ベルーナノーティス」。なので、カードローンの規模としては、アコム・プロミスなどと比較すると「中小業者」になりますが、ベルーナ自体は大企業です。

ということで、この中で一番信用度が高いのは「ベルーナノーティス」と言っていいでしょう。特に通販でベルーナを利用している人は、そちらでポイントがついたりと、さまざまな特典もあるようです。

なぜ消費者金融なのに、専業主婦OK?

SMBCモビット・アイフルなどの大手の消費者金融はNGなのに、なぜこれら中小の消費者金融は、収入がない専業主婦に対して融資できるのか。これは「配偶者貸付」というシステムを使っているためです。

配偶者貸付とは、「夫婦の年収を合算し、その3分の1まで融資する」というもの。「貸金業法第13条の2第2項の規定」のルールが登場した時に、その「例外」として設けられたルールです。

貸金業法第13条の2第2項の規定とは「年収の3分の1までしか借りられない」というもの。専業主婦の場合は「3分の1」はどうでもよくて「年収」の部分が関係します。「年収ゼロ」なので、専業主婦は借り入れ不可ということですね。

(2010年より前は貸金業法第13条の2第2項の規定が関係なかったので、家庭に入っている女性でもキャッシングすることができていたのです)

で、この「配偶者貸付」は消費者金融でも利用OKのルール。そのため、先に書いた「ライフティ、フクホー、エレガンス」などの消費者金融は、専業主婦にも貸付できる…ということですね。

銀行は「配偶者貸付」をしているのではない

キャッシングの情報サイトで、しばしば書かれている間違った情報で、「銀行カードローンは、配偶者貸付によって、専業主婦に融資できる」というものがあります。

しかし、配偶者貸付は「貸金業法」のルールです。銀行カードローンを管理するのは「銀行法」なので、配偶者貸付は関係ありません。配偶者貸付は、消費者金融などの「貸金業者」だけが使うルールです。

では、なぜ銀行は専業主婦に融資できるのか。これは「最初から貸金業法第13条の2第2項の規定が関係ない」からです。貸金業法第13条の2第2項の規定も貸金業法のルールなので、銀行は無関係なんですね。

つまり、銀行カードローンは最初から「専業主婦に融資していい」のです。これを「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)」というのですが、貸金業法が改正されようと、貸金業法の範疇の外にいる銀行カードローンには、何も影響はなかったんですね。


以上、貸金業法・銀行法などの知識も含めて、専業主婦の借り入れについてまとめました。消費者金融では借りられなくても、普通に銀行カードローンから借りられるようになっているので、この点は安心して下さい。

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