オリックス銀行カードローンの審査基準は、銀行の中では「やや厳し目」。ポイントをまとめると、
ということです。以下、詳しく説明します。
「良い知らせは後で」ということで、まずデメリットを書きます。オリックス銀行カードローンの審査基準についてやはりマイナスなのが、「専業主婦と学生がキャッシングできない」ということでしょう。
マイナスといってもあくまで「お金を借りたい人」にとってであり、審査基準が厳しいのは、社会全体で破産者を出さないためには、いいこととも言えますが…。
何にせよ、学生や無収入の専業主婦の方はオリックス銀行では借り入れ不可なので、他の銀行カードローン(あるいは消費者金融)をあたってください。
かつてのオリックス銀行カードローンは「年収200万円以上」という申し込み条件がありました。申し込み資格として、これだけの収入が必要だったんですね。(これだけあれば通りやすい、という口コミ・評判ではありません)
というように、収入に関してかなり審査が厳しいカードローンだったのですが、今のオリックス銀行では、このルールは撤廃されています。以前の情報を掲載したままのキャッシング情報サイトが多いですが、すでに本家のオリックス銀行の公式サイトで、その条件が消えているので、注意してください。
(注意するほどのことでもないかも知れませんが、要するに「年収200万円未満でも審査に通る」ということです)
銀行カードローンの審査でも、「年収○○万円以上」という条件が明記されているところは少ないです。主だった銀行をあげると、下のようなものがあります。
銀行カードローン | 収入条件 |
---|---|
三井住友カード ゴールドローン | 150万円以上 |
りそなプレミアムカードローン | 400万円以上 |
東京スター銀行おまとめローン(計画返済支援のための融資)* | 200万円以上 |
*正式名称は「東京スター銀行おまとめローン(計画返済支援のための融資)・のりかえローン」
主要銀行のキャッシングでは、これらがかつてのオリックス銀行のように、年収の条件を設けています。最近はこういう基準は減少傾向にあるようですね。
おそらく、日本人全体の年収がどんどん下がっていて、年収条件を設けると利用者が減ってしまうのでしょう。もちろん、低収入な人から回収するのも大変なので、銀行カードローンもまた苦労しているのでしょうが…。
(なんだか最近の日本は、右も左もお金で苦労している人が多いような気がします)
オリックス銀行だけでなく、どのキャッシング業者・ブランドでも銀行でもそうですが、フリーター・アルバイト・パートの人たちは、問題なく借入可能です。また、会社員やOLさんであれば、下のどの属性であっても借入可能です。
…という「○○社員」すべてですね。社員の肩書がある時点で、非正規雇用よりも有利ですし、パート・アルバイトなどの非正規雇用の人でも、オリックス銀行ではまったく問題なく借りられるのです。
もちろん、派遣社員より契約社員の方が有利ですし、契約より正社員の方が…、というように一種のヒエラルキーはありますが、基本的には誰でもオリックス銀行でお金を借りることが可能です。
オリックスクレジットのサービスを日頃から利用している人は、そのクレジットヒストリーが評価されます。たとえばオリックスクレジットでは下のようなカードを発行していますが、それを利用している人は、真面目に返済していれば、審査に申し込みやすくなるでしょう。
これらがオリックスクレジットの主な商品ですが、オリックス銀行の口座を持っている人は「あ、これ使ってる」というものがあるかも知れません。その返済実績が良いようなら、それでカードローンの方も審査通過しやすくなる…ということが言えます。
実は、オリックス銀行カードローンの保証会社は、
の2社が担当しています。保証会社というのは「審査をする」会社と思ってください(借りた人が返済不能になったら、この保証会社が立て替え、代わりに借り手に請求します)。
で、その審査を担当する会社に、オリックスクレジットだけでなく「新生フィナンシャル」も入っているのです。名前で想像がつくと思いますが、新生銀行のグループです。
新生フィナンシャルは、「レイク・ノーローン・アプラス」などの審査もしているので、これらの消費者金融の利用実績も、オリックス銀行カードローンの審査に影響すると、考えられます。
(レイクは消費者金融ではなく銀行カードローンですが)
ということで、もしこれらのカードローン業者で過去に返済トラブルを起こしていたら、オリックス銀行は避けた方がいいでしょう。逆にいいクレジットヒストリーを残していたら、ぜひオリックス銀行で申し込むといいでしょう。
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