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大学生でもカードローンは利用できます。条件は、

• 20才以上
• 安定収入がある

ということ。以下、詳しくまとめます。

18才・19才では借り入れできない

大学生でも、18才や19才の人はキャッシングできません。つまり「10代・未成年は不可能」ということですね。

これは別に、貸金業法で禁止されているわけではありません。貸金業法・銀行法・割賦販売法・質屋営業法のどれでも「未成年は不可」というルールはありません。

カードローン会社・ブランドが10代への融資をしない理由は「未成年には契約取り消し権がある」といことですが、ここではその解説は省略し、次の条件の「安定収入」について書きます。

安定収入とは？

大学生の場合、「アルバイト収入」のことです。つまり、ほとんどの大学生はOKですね。

基本的にキャッシング審査の世界では安定収入というのは「給与所得」のことを言います。自営業の人にように「事業収入」ではない、ということですね。

別に事業収入が悪いということではなく、カードローン審査ではあくまで安定性だけが重視されるのです。キャッシング業者にとって、借り手の人生の面白さなどどうでもよくて、要は「安定して返済してくれる人」が一番いいんですね。

ということで公務員が一番よく、次に正社員・次に契約社員…と安定性が高い順にカードローン審査に申し込みやすくなるのです。ということで、アルバイトでも一応「安定収入」となりますから、大学生でもバイトをしていれば、借り入れできます。

月収いくらあればいいのか？

これは「最低5万円」です。それ以下の月収の場合は、審査に通らないと考えてください。

また、審査に通らないだけでなく月収5万円以下の場合、そもそもキャッシングしない方がいいでしょう。どう考えても、それで返済ができるとは思えないし、お金が必要なら、もっと働いた方がいいからです。

（大学に通いながらだとアルバイトも難しいかも知れませんが、「そもそも、お金につながらない学問がそこまで必要なのか？」という疑問は、福沢諭吉も『学問のすすめ』のなかで提起しています。あの本は、全然学問を勧めていないんですね。ひたすら「実学」を推奨しているのです）

月収いくらだと、借入限度額はいくらになるのか

月収5万円ごとに、学生の借入限度額がいくらくらいになるか、おおよその目安をまとめます。あくまで目安なので、参考程度にしてください。

（その人のこれまでの借入・返済の履歴＝クレジットヒストリーなどによって変わる、ということです）

• 5万円…限度額10万円
• 8万円…限度額10万円～15万円
• 10万円…限度額10万円～20万円

…というのが大体の基準です。基本的にほとんどは10万円からスタートすると思ってください。

学生だけど30万円借りられた、という体験談は、大抵「初めてのキャッシング」ではありません。何度か借入・返済の実績を積むうちに、20万円、30万円と増えていったパターンが多いです。

また、キャッシングは初めてでも以前にクレジットカードを利用していた場合、その実績も評価されます。というクレジットヒストリーを重ねた学生の場合、もっと限度額が大きくなることもありますが、最初のキャッシングだと、上のように少額からスタートする…というのが一般的です。

私の学生時代の借り入れの体験談

私は大学生の頃にアコムから借り入れしました。その時の月収は5万円程度でしたが、審査では「10万円」と言いました（数ヶ月前までは10万円だったので）。

で、それで最短即日借り入れできたのですが、限度額は10万円でした。そして、大体5ヶ月くらいで完済して、1年後には増額の電話が来た…という風です。

その時は17万円まで上がりました。少々中途半端な数字ですが、おそらく、当時の私のクレジットカードの利用残高などから、そうなったのかも知れません。

（あくまで推測ですが）

こういう体験談やネット上の口コミなどから、「大学生の初めてのキャッシングの場合、大体10万円から」と書いていますが、もちろん例外もあるでしょう。アルバイト先が安定した職場だったり、クレジットカードの利用実績が良好だったりする場合、もっと大きい融資枠を、最初からもらえることもあると思います。

大学生のキャッシング枠がいくらになるかは、実際に申し込んでみないとわからない部分もあるので、とりあえず上の目安を参考にしつつ、申し込みしてみてください。

学生ローンで借りるメリットは、特にない

学生専用ローンというのも、中小業者が提供しているもので、あります。しかし、結論を言うとこれらはあまりメリットがありません。

• 金利は大手の消費者金融と同じ
• 審査に申し込みやすいことも、特にない
• コンビニ・銀行での借入・返済ができず、不便

というのが理由です。特に最重要なのが三つ目で、業者によっては「借り入れでも返済でも、毎回電話をしなければいけない」というルールなのです。

借り入れはそんなにしないので、これは別にかまいません。しかし「返済のたびに電話しなければいけない」というのは、大きなデメリットです。

• スタッフさんに手間をかけるので、あまり電話できない
• 少額での返済がしにくい（最低でも5000円程度必要）
• 臨時返済ができないので、完済が遅くなる

ということです。これが大手の消費者金融の場合、コンビニ・提携銀行ATMやそれぞれの自社ATMから、いつでも自由に返済できます。

こうして早期返済を自主的にしていくと、どんどんキャッシング残高が少なくなって、返済期間が短くなるんですね。当然利子総額も小さくなります。

学生専用ローンでもATM利用が便利なものは多少ありますが、それでも大手のカードローン会社・ブランドに比べたら全然です。ということで、大学生がキャッシングする場合も、プロミス・アコム・SMBCモビット・アイフルなどの、大手のブランドや業者で借りることをおすすめします。