カードローンやクレジットカードの返済では「知らぬ間リボ」による被害も出ています。つまり、
というような被害ですね。以下、知らぬ間リボが起きてしまう原因を説明します。
知らぬ間リボが起きる原因は、大別すると3通りです。
ということです。以下、それぞれ説明します。
これは「短期間の利用」で起きるケースです。たとえば「海外旅行のためにMaster・VISAが必要なので、発行した」というようなケースですね。海外ではJCBが使いにくいので、海外旅行の前にVISA・Masterのクレジットカードを新しく作る、という人は多いです。
この時、よく調べずに作ると「リボ払い専用カード」を発行してしまうことがあります。文字通り、リボ払いしかできないクレジットカードなので、一括払いも分割払いもできません。
「何で気づかないの?」と、カードやキャッシングの知識がある人なら思うでしょうが、そもそも「リボ払いの意味」も知らない人は、意外と多いのです。特に初めて海外に行く学生、クレジットカードを初めて発行する人などは、わからなくても仕方ありません。
リボ払い専用カードの利用残高でも、もちろん希望すれば一括返済することができます。しかし、気付かずに放置していると(利用明細も見ずにいると)、いつの間にかとんでもない利用残高になっている…ということがありmかす。
これも特に多い原因・ケースです。クレジットカードの一括払いは「自分で設定しなければいけない」というものも多く、その場合は何もせずに利用していると、常にリボ払いになってしまうんですね。
「いや、店頭のレジで一括払いで指定したから大丈夫」と思うかも知れません。しかし、それでも「自動的に、後からリボ払いにされる」という設定のクレジット会社は、少なくないのです。
「悪意がある」と感じる人もいるようですが、この設定の説明は最初の契約時に必ずされているはずなので、確認していない方にも非があります。もちろん、口頭ではなく書類だった場合は読むのが面倒かも知れませんが、とりあえず利用規約に書かれていた以上、何も問題はありません。
ということで、
支払いの初期設定が、最初からリボ払いになっているという原因・ケースに関しては、自分で確認し、注意するしかありません。
面倒と思われるかも知れませんが、お金の世界で損せずに、搾取されずに生きていくには、税金などのルールも含めて、面倒な知識と向い合って行かなくてはいけません。その面倒を勉強として楽しむか、さぼって搾取されるか、どちらかを選ぶということです。
(ちなみに、お金を使わなければほとんど搾取されることもなく、実はこれが最強です)
これもよくある原因・理由ですが、「クレジット会社のキャンペーン」というものがあります。「このキャンペーンに応募すると、誰でも1000円分ポイントがもらえます」というようなものですね。
応募するだけで1000円なら、多くの人が申し込むでしょう。特にクレジット会社のオペレーターさんから電話で勧誘されたら、断るのも悪いし、こちらにもメリットがあるし…ということで、ほとんどの人が申し込むはずです。
しかし、このキャンペーンの申し込むと、その時点で自動的にリボ払いにされるということも多いんですね。もちろん、その説明は当然されます。
ただ、口頭でされる場合もありますが、後からメールが送られてきて「そのメールに書かれているだけ」ということもあります。当然こういうメールなどは誰も確認しないし「JCBだから大丈夫だろう」とか「ジャクスだから、変なことは書いていないだろう」と信用してしまいます。
(もちろん、JCBやジャックスがこういうキャンペーンをする、という意味ではなく、あくまで信用されている業者の例として出しました)
もちろん、こうしてキャンペーンが理由でリボ払いになってしまった場合も、最初の支払いの時に、明細をチェックしていれば、すぐに気づきます。他の原因の場合でもそうですが、とにかく「クレジットカードの利用明細のチェックを怠らない」ということが、何よりも肝心です。
これはクレジットカードやカードローンのリボ払いだけでなく、税金の支払いでも何でも言えること。確定申告をすればお金が戻ってくるのを知らずに放置している人も、たくさんいます。
人間は「お金がほしい」と言いながら買い物ばかりしていますが、本当にお金がほしいなら、
ということが必要です。これらをしていれば、知らぬ間リボにやられることなどないので、こういう基本姿勢を大事にしてください。
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