メガバンクというのは、
の三大銀行のことです。ここでは、これら三大メガバンクのカードローンを比較します。
まず、一番低金利なのはみずほ銀行です。それぞれの金利を一覧にすると、一目瞭然です。
このように、
のどちらで比較しても、みずほ銀行が一番低金利となっています。ただ、下限金利に関しては、実は一番安いのは「三菱東京UFJ銀行」です。
これは後述しますが、何にせよ「下限金利は普通の人のキャッシングには関係ない」ので、低金利な銀行カードローンを探す場合は、上限金利だけで比較するのが鉄則です。
その点、上限金利でみずほ銀行はダントツで安いので、「みずほ銀行が一番低金利」ということです。
最短即日キャッシングをしやすいのは、三大メガバンクの中では三菱東京UFJ銀行です。理由は、
…ということです。みずほ銀行は土曜日・日曜日・祝日は最短即日融資をしていないので、この点では三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行よりも不利です。
夜間の最短即日借り入れがしやすいのは、三井住友銀行です。それぞれ最短当日審査の締切時間を一覧にすると、
…という風に、三井住友銀行が三菱東京UFJ銀行よりも「1時間長く」なっています。
上の締切時間は平日の場合です。土曜日・日曜日・祝日ならもっと、三井住友銀行が有利になります。
…というように、三井住友銀行は土曜日・日曜日・祝日でも平日と変わらず「21時」まで最短即日審査しているんですね。
みずほ銀行は土曜日・日曜日・祝日の最短即日借り入れに対応していないですし、三菱東京UFJ銀行は時間がかなり短くなります。ということで、夜間の最短当日借入については、三井住友銀行がダントツで有利、ということです。
最高限度額(融資極度額)が大きいのは、みずほ銀行です。
というように、みずほ銀行は三菱東京UFJ銀行の2倍という、大きな限度額を誇っています。ただ、これはそれほどメリットではありません。
ということです。もちろん、かなりの高額所得者の人の場合は、500万円や1000万円というキャッシングをできるかも知れません。しかし、そんな人はめったにカードローンなど利用しないですし、用途によって、
…というように、それぞれの利用目的にあった「目的別ローン」で借りるでしょう。この方が圧倒的に低金利なので、わざわざフリーローンで借りる理由がないのです。
ということで、最高極度額が大きいのはみずほ銀行ですが、これは特に意味がありません。あくまで「飾り」と思っていいでしょう。
自分の収入がない専業主婦がキャッシングしたいという場合―。三井住友銀行は無理です。専業主婦は完全に融資不可となっているからです。
専業主婦の借り入れの場合、みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行は互角です。どちらも申し込みやすいです。申し込みやすいポイントは、どちらも「夫・旦那の同意書なしでOK」ということ。
普通の銀行カードローンで専業主婦が借り入れする場合「夫・旦那の同意書」を提出する必要があります(正式には「配偶者の同意書」といいます)。しかし、三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行はそれを提出しなくていいわけですね。
夫・旦那の同意書が必須の銀行キャッシングの場合、どうしても夫バレ・旦那バレします。しかし、みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行ならそれが不要なので、夫・旦那に内緒で申し込みやすいということでもあるのです。
このように専業主婦が借入審査を受ける場合、三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行は全部の銀行キャッシングの中でもおすすめの選択肢です。
学生がお金を借りたい場合、三大メガバンクの中では『みずほ銀行』が一番有利です。理由は、
…ということです。三菱東京UFJ銀行は一応学生キャッシングができますが、親権者の同意書が必須ということは、必ず親にバレるということなんですね。学生がお金を借りる場合、ほぼ全員「親に内緒で借りたい」はずなので、三菱東京UFJ銀行ではダメということです。
以上、金利・限度額・専業主婦・学生・最短即日借り入れ…と、あらゆる条件で三大メガバンクのカードローンを比較してきました。以下、先に書いた「下限金利が、普通のキャッシングでは関係ない理由」をまとめます。
(最後のこれは、補足のようなものです。三大メガバンクの比較は、ここまでの内容の通りです。参考にしていただけたら幸いです)
普通のキャッシングでは、なぜ下限金利が関係ないのか。これは下の理由です。
…ということです。これについては、こういう指摘もあるでしょう。
という指摘です。これは確かにもっともです。しかし、これも下の理由で違います。
ということです。「あまり」と書いたのは100万円を超えた時点で、下限金利が安い銀行カードローンの方が、若干金利が安くなるからです。
ということで、確かに少しは関係します。しかし、これにしても「下限金利」ではなく「100万円の時の適用金利」を見ればいいので、結局あまり意味がないんですね、下限金利は。
「100万円の時の適用金利」は、それぞれの銀行カードローンの公式サイトで見ることができます。銀行キャッシングは、消費者金融と違って「借入金額ごとの金利」が、ハッキリとわかっているのです。
ということで、三大メガバンクで借り入れする時も、100万円を超える場合は、自分の借入金額の時の金利を、それらの一覧表で調べるようにしましょう。
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