みずほ銀行はおまとめローン(計画返済支援のための融資)でも人気です。理由をまとめると、
ということです。もっとも最後の「1000万円」については、このレベルの多重債務を抱えている人などそうそういないので、あまり関係ないでしょう。
ということで、一番大きな理由は「おまとめに協力的・低金利」という2つのポイントだといえます。
みずほ銀行が返済計画の再編に協力的とわかる理由は、下の通りです。
ということです。実はおまとめローン(計画返済支援のための融資)は銀行にとって面倒なことも多いので「積極的でない銀行カードローン」も結構あるのです。
そういう銀行は、公式サイトにも「おまとめ・借入先の変更OK」という文面は入れません。実際、三菱東京UFJ銀行などは入れていません。
しかし、みずほ銀行はそれをハッキリと入れています。キャッシングの世界で「借換え」と「おまとめ」は同義語なので、みずほ銀行の「借換えOK」というのは、おまとめローン(計画返済支援のための融資)にも積極的、ということを意味します。
みずほ銀行以外で、おまとめに積極的な銀行を一覧にすると、下のようになります。
他にもありますが、特にこれら3つの銀行カードローンは、返済計画の再編に協力的です。みずほ銀行同様、公式サイトに大きく「おまとめ・借入先の変更可能」と書かれています。
では、これらの「返済計画の再編をしやすい」銀行カードローンで、金利を比較してみましょう。実質年率を一覧にすると、下の通りです。
銀行名 | 実質年率 |
---|---|
みずほ銀行 | 4.0%~14.0% |
楽天銀行 | 4.9%~14.5% |
イオン銀行 | 3.8~13.8% |
オリックス銀行 | 3.0%~17.8% |
それぞれの銀行と、みずほ銀行を比べた結論は下のようになります。
総合すると「イオン銀行が、みずほ銀行より若干上」となるでしょう。そして、楽天銀行・オリックス銀行に対しては、みずほ銀行の方が勝っています。
ただ、イオン銀行のカードローンBIGは少々審査が厳しいですし、最短即日借り入れもしにくくなっています。審査の通りやすさまで比較すると、みずほ銀行の方がいい、という口コミ・評判も多く見られます。
みずほ銀行のおまとめローン(計画返済支援のための融資)のレベルを知るために、大手銀行だけでなく、地方銀行とも比較してみましょう。まず、主だった地方銀行のおまとめローン(計画返済支援のための融資)を一覧にすると、下のようになります。
銀行名 | おまとめコース名 |
---|---|
東京スター銀行 | おまとめローン(計画返済支援のための融資) |
静岡銀行 | フリーローン |
福岡銀行 | ナイスカバー |
トマト銀行 | 借入先の変更専用フリーローン「ひとまとめ」 |
北洋銀行 | 北洋フリー&おまとめローン(計画返済支援のための融資) |
西日本シティ銀行 | NCBおまとめローン(計画返済支援のための融資) |
そして、それぞれの金利は下の通りです。(みずほ銀行も合わせて書きます)
銀行名 | おまとめ金利 |
---|---|
みずほ銀行 | 4.0%~14.0% |
西日本シティ銀行 | 4.5%~15.0% |
静岡銀行 | 4.5~14.5% |
トマト銀行 | 4.8%~13.8% |
東京スター銀行 | 5.8%~14.8% |
福岡銀行 | 7.0%~14.0% |
北洋銀行 | 要問い合わせ |
北洋銀行の「要問い合わせ」が目立ちますが、地方銀行や信用金庫の場合、意外とこういうものがあります。大手銀行のように、完全にはビジネス化していないんですね。
一応、実質年率はそれぞれ上のようになっていますが、これだけで高金利か低金利か判断することはできません。それぞれ借入限度額も違いますし、おまとめローン(計画返済支援のための融資)というのは、下の条件によって、適用金利が全然違うからです。
…という風です。書ききれませんが、もともと複雑なキャッシング審査に、さらに「多重債務それぞれの返済状況」が加わるわけですから、審査が難しくなるのは当然でしょう。
というわけで、申し込み者のクレジットスコアなどによって、適用される金利も変わるんですね。そのため、上のような一覧だけでは単純比較できません。
しかし、とりあえず下限金利では、みずほ銀行の「4.0%」が一番安いですし、上限金利でもトマト銀行の「13.8%」についで、みずほ銀行が2番目に低金利になっています。
以上、地方銀行との比較も含めて、みずほ銀行のおまとめローン(計画返済支援のための融資)について解説しました。これから返済計画の再編を検討中の方に、参考にしていただけたら幸いです。
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